今日は世界糖尿病デー

今日11月14日は世界糖尿病デーだそうです。なぜ今日なのか？インスリンの発見者フレデリック・バンティングの誕生日だそうです。世界糖尿病デーのサイトには、下のような動画が公開されています。

題名は「いま、あなたに知ってほしい。糖尿病の真実。」です。動画を見ると糖尿病の真実がわかるのでしょうか？

糖尿病の年間の医療費は1兆2,239億円だそうです。その後動画では「それでも偏見や誤解が多い」と続きます。それでも、って？「ぜいたく病だ。不摂生だから。中高年の病気」？こんな風に見ているのは実は医療者側ではないでしょうか？糖尿病で食事指導や運動の指導をしたとして、十分に体重が減らなかったり、血液データが改善しない場合、医師は「ちゃんと食事や運動の指導を守らなかったからだ」と思うのではないでしょうか？つまり、糖尿病が良くならないのは患者側の問題にしていることも少なくないでしょう。

実際には医療費は1兆2,239億円を作り出しているのは医師です。糖尿病の専門医がこの膨大な医療費の根源です。

2型はインスリンの作用不足が原因、と説明されていますが、その前に糖質過剰摂取が根本原因です。インスリン過剰分泌やインスリン抵抗性を生み出す糖質過剰摂取をまず取り除くことが必要です。

遺伝的要因や日本人の体質が大きく影響する、として、自分ではコントロールできないような印象を与えていますが、食事は自分でコントロール可能です。

糖尿病克服のためには、発症予防、早期診断、適切な治療継続が重要、と言っていますが、発症予防、早期診断は克服の前の段階です。

周りからの理解とサポートが不可欠、とありますが、それはそうですが、まずは医師の理解が必要でしょう。

こんな動画で洗脳されないでください。題名は「糖尿病の真実」となっていますが、本当の真実は隠されています。

公式チラシには「糖尿病には、あなたの正しい理解が必要です。」もちろんそうです。正しい理解は糖尿病は糖質過剰摂取で起きているということです。糖尿病は糖質過剰症候群です。

糖尿病専門医が糖質制限を理解し、それを勧めて、早い段階で患者が行えば、薬は必要ありません。そもそも人類が糖質を摂取しなければ、2型糖尿病という病気自体が存在しないでしょう。