新型コロナワクチンによる心筋炎は軽症ではない

厚労省は新型コロナウイルスのワクチン接種で心筋炎が起きることは認めていますが、ごく稀、多くは軽症と言っています。(ここ参照)

Q.ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。

A.新型コロナワクチン接種後、頻度としてはごく稀ですが、心筋炎や心膜炎になったという報告がなされています。軽症の場合が多く、心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方が大きいと考えられています。

しかし、全く健康であった若者の心臓が大きなダメージを受けることになるし、長期的にどうなっていくのかは全く未知数です。もちろん軽症で済んだ人も多いでしょう。以前の記事「新型コロナウイルスワクチン接種後のアスリートの突然死」で書いたように、アスリートが次々に死んでいくのを見ると、「軽症」というのは完全にウソのように思えます。

今回の報告では、とても軽症とは思えません。

以前は健康だった17歳の男性で、2回目のファイザーのコロナワクチンを接種してから約3日後に、吐き気、嘔吐、頭痛で救急を受診しました。検査で、トロポニンが10.4ng/mL に上昇していることが明らかになりました(基準値<0.04 ng/mL)。NT-proBNPは205pg/mLまで軽度に上昇しました (基準値<125pg/mL)。新型コロナワクチン関連心筋炎の疑いで小児集中治療室に入院しました。

入院日の心臓MRIでは心筋炎の所見を認めました。集中治療室では、血行動態は安定していましたが、入院の最初の夜に、4連続の非持続性心室頻拍 (NSVT) と心室カプレットを経験しました。この不整脈の間、無症候性でしたが、軽度の胸痛が一晩中発生しました。入院中にNSVTの再発はありませんでした。トロポニンが下降傾向にあり、3日後に退院しました。競技スポーツを制限されていました。10日後のトロポニンは正常化していました。

6か月後のMRIでは改善していましたが、以前の心筋炎に続発する残存する線維症を認めました。

入院から7か月後、彼は心臓専門医に運動による「胸のうずき感」を訴えました。その時の心電図は正常でした。しかし、この時の運動負荷テストでは、運動のピーク時に毎分230拍にあたる3連発のNSVTを示しました。長期にわたる心臓のモニタリングを行うことが決定されました。心臓突然死のリスクが高いため、彼はすべてのスポーツを制限されていました。1年後に運動負荷テストは正常で、入院から1年後のフォローアップのMRIは、安定し、進行中の心筋浮腫の証拠はありませんでした。所見は、以前の心筋炎に続発する線維症と一致しており、患者のスポーツ制限は解除されました。(図は原文より)

Aは入院時、Bは6か月後、Cは1年後、Dは運動負テストでの非持続性心室頻拍(NSVT)

これまで何もなかった健康な若者が数か月以上もの間スポーツが制限され、突然死の恐怖と向き合わなければならない状況だったのです。線維化した心筋は元のようにはすぐには戻らないでしょう。よく考えてください。何も、何も問題なかった若い心臓に大きな傷跡が残るのですよ。ワクチンで得られるメリットって何ですか?何もありません。

彼がこれで本当に心臓の問題が無くなったかどうかはわかりません。6か月以上心室性頻拍性不整脈が存在していたのですから。ワクチンを接種している人、明日は我が身かもしれません。

このような症例が、実際にアスリートなどの突然死に結びつくのでしょう。

2022年11月の超過死亡数も前年を11530人増加と、大きく上回っています。(図はここより)

スコットランドの今年に入ってからの超過死亡の数値を見ると、日本の本当の悲劇はこれからなのかもしれません。日本は現在でもワクチンがどんどん接種され続けていますから。2022年の1年間で超過死亡数が10万人を超えるのは確定的です。これにはしっかりとした検証と説明が必要です。隠れコロナや医療ひっ迫で、こうなったのでしょうか?隠れコロナであればワクチンが全く効果が無いことを証明することにもなります。11月以前医療はひっ迫していましたか?医療ひっ迫とは全く関係のない死因での死亡も大きく増加しています。(「コロナ禍前後の死因を比べてみた」参照)

出生数の減少も酷いですが、これは日本だけではなく、世界中で起きています。(「世界的な出生数低下」参照)世界同時にこのような大きな変化が起きている説明はいつ行われるのでしょうか?岸田さんは「異次元の少子化対策に挑戦する」と言葉ではカッコ良い(全然カッコ良くないけど)ような言い回しをしていますが、日本と世界中で、異次元の超過死亡数の増加、出生数の減少が起きているのです。

ファイザーのワクチンを拒否したインドのコロナ死は下の図のようにほぼゼロです。(図はここより)

一方日本は次のようです。(もちろん日本はコロナ陽性者をコロナ死とカウントするので大幅に死亡者数が増加しています)

ワクチンを必死に接種させる日本と、ファイザーのワクチンを拒否したインド。もう何が問題かは明らかです。明らかというのは言い過ぎだとしても、かなり疑わしいのではないかと思わない人は完全にマインドコントロールされた状態としか思えません。(実際に喜んでワクチン接種を受ける医療従事者もいまだに多くいますから)または自分の利益のために疑わないふりをしている人も大勢いるでしょう。

正常化バイアスなどにより正しい判断ができないだけでなく、やはり非常に責任が重いのは国や専門家、マスコミでしょう。これらが正しい情報を流さないだけでなく、一部人や企業などの利益のために間違った方向に導くように操作しているようにしか見えません。

以前は国を非難するような報道を行ってきたこともあったマスコミは、いまや国や企業の宣伝マシーンです。自分で判断できないように教育された日本人は、簡単に国や専門家、マスコミの言うことを信じてしまいます。

検証をすることを全くしない日本は、恐らくこのコロナ禍で起きた様々な問題は有耶無耶されて、誰も責任を取らず、国民もいつか忘れてしまうでしょう。

コロナワクチン接種の即時中止を。

「Ventricular Arrhythmia and COVID-19 Vaccine-associated Myocarditis」

「心室性不整脈と COVID-19ワクチン関連心筋炎」(原文はここ

2 thoughts on “新型コロナワクチンによる心筋炎は軽症ではない

  1. 雰囲気良さげなTVコマーシャル
    を作成してまでワクチン接種を
    推奨し続けているファイザー。

    CM費用対効果大きいのでしょうか。
    企業ですから利益追求当たり前、
    なのでしょうか。

    1. 鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。

      一番の問題はCMが流れているということは、ファイザーがそのマスコミのスポンサーであることです。
      スポンサーの悪事を暴くことは難しいでしょう。

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