2022年乳がん死亡の不可解な急増

2022年はご存じのように、死亡数が過去最多の158万2033人、前年比でもおよそ13万人の増加で、前年比8.9%の急増でした。主に高齢者の死亡数が増加しているのですが、乳がんの死亡数を見てみると、不可解な急増が認められます。

単純に死亡数の推移を見てみましょう。(データはここより)

乳がんの死亡数は右肩上がりではあったのですが、2022年3月ころになって、これまでのグラフから乖離してしまっています。年間の死亡数自体は全体の総死亡数の1000分の1以下なので、あまり目立たないかもしれませんし、超過死亡に大きく貢献しているわけではありません。

2021年9月までと2021年10月以降を分離してみましょう。なぜ9月で分けたかと言えば、大した根拠はありませんが、ワクチン接種が2021年4月から開始されたので、その6か月後からで分けてみました。

2021年9月までのトレンドはほぼ横ばいです。しかし2021年10月以降は明らかに上昇しています。

人口10万人当たりの死亡率を見てみましょう。

2015年から2019年までは2年間で0.6%増加してきました。それが2021年までは横ばいでしたが、2022年に0.9%も増加の予想です。(ただし、2022年は10月までのデータなので年換算しています。)

では対前年比での死亡数の増減率を年代別に見てみましょう。

2019年比で2020年および2020年比で2021年は40代以下(50歳未満)と50代、60代はマイナスでした。40代以下と60代は2019年と比較して大きく死亡数が減少していました。それが2022年はすべての年代で増加を示しています。70代や80代だけでなく、50歳未満の若年層でも大きな増加を認めています。50歳未満の推移をもう少し見てみましょう。

2017年をピークにして最近は減少傾向にあった50歳未満の乳がん死亡数ですが、2022年に突如増加に転じています。50歳未満の女性の乳がんに大きな影響をもたらすものは他に何かありますか?

乳がんほどではありませんが、同様の傾向は子宮がんでも認められます。(死亡率は人口10万人あたり)

子宮がんは2016年から2018年にかけて1年で0.4%ずつ増加しましたが、その後横ばい、2022年は0.5%の増加となりました。

しかし、近年増加しているすい臓がんや男性のがんである前立腺がんには2022年の急増は認められません。

宮沢孝幸先生が最近の著書「ウイルス学者の絶望」でも書かれていたように、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質はエストロゲン受容体に結合します。新型コロナのワクチンも様々な部位、臓器でスパイクタンパクを作り出す可能性があり、それがエストロゲン受容体に結合した場合、エストロゲンによって増殖するタイプのがんの進行を早める可能性があるかもしれません。

乳がんのステージ4の5年生存率は40%を切っています。最新の3年生存率はおよそ58%、1年生存率はおよそ80%です。(下の図はここより)

新型コロナのワクチンでターボがかかったとすると、接種後にステージ4でがんが発見されて、1年程度で死亡するというシナリオがあっても不思議ではないでしょう。すでに乳がんであった人でも、ワクチンで悪化した場合、死が早まる可能性もあるかもしれません。乳がんの病理所見でスパイクタンパクがあるかどうかはわかりません。以前の記事「新型コロナウイルスワクチンのmRNAは母乳中に認められる」で書いたように、母乳サンプルでワクチンmRNA が検出されています。ということは乳房にワクチンが悪さをする可能性は十分にあるでしょう。

ワクチンを接種した女性、乳がん検診を受けましたか?

実際にはワクチンが原因かどうかはわかりませんが、この急増は明らかに不可解です。一部の病院では新型コロナワクチンを接種していない人は入院治療や手術を拒まれるケースもあるようです。100歩譲って感染している状態なら理解できますが、なぜワクチン接種をしていないと医療が受けられない事態が起きるのでしょうか?

乳がん学会は乳がん死亡数急増の原因を早急に究明すべきだと思います。

これが私の妄想であれば良いのですが…

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