以前の記事「アセトアミノフェンに安価な中国製の混ぜ物」で書いたように、医療に使用する薬でも変な混ぜ物が入っていることがあります。もちろん、医薬品の製造が監視されているから見つかったとも言えますが、完全ではないでしょう。
医療に使用する薬でも怪しいこともあるのに、サプリならほとんど野放し状態でしょう。薬もサプリも体に入れるものなのに、サプリには副作用もないと思いがちです。健康になるために、または健康な人が増強するために飲むサプリのラベルに記載されているものはすべて、飲み込むものを反映していると思われるかもしれません。しかし、現実は全く違うのかもしれません。
スポーツ用のサプリは特に様々な謳い文句が書かれています。今回の研究ではスポーツサプリについて、誤った表示と危険な成分に関する調査結果についてのものです。
5 つの人気のあるサプリメント成分、Rボミトリア(13製品)、メチルリベリン(21製品)、トルケステロン(8製品)、ハロスタチン(7製品)、オクトパミン(8製品)のうちの 1 つを含む57の製品が分析されました。
そのうち23製品 (40%)には、ラベルに表示された成分について検出可能な量が含まれていませんでした。検出可能な量を含む34製品のうち、実際の量は表示された量の0.02%から 334%の範囲でした。無茶苦茶ですね。
成分量がラベルの10%以内含んでいたのは6 製品(11%)のみでした。
7製品 (12%)に、少なくとも1つのFDA禁止成分が含まれていました。1,4-ジメチルアミルアミン (DMAA)、デテレノール、オクトドリン (DMHA)、オキシロフリン、オンベラセタムを含む 5 つの異なる FDA禁止化合物が見つかりました。6製品にはこれらの禁止成分の1つが含まれており、1製品は4つの禁止成分が含まれていました。
これらの禁止薬物は興奮、覚醒作用があるものです。サプリメントは医薬品に関する厳格な規制規則の対象になっていません。
もちろんすべての製品が悪いサプリではありませんが、今回の製品の11%のみが正確に表示されていたことや禁止薬物さえ含んでいる製品があることを考えると、そのサプリが本当に自分にとって良いものなのか、必要なのかを十分に検討する必要があるでしょう。
まずは食事からでしょう。
それにしてもワクチンでさえ何が入っているか明らかにされない時代です。自分の体をどうやって守っていくのかそれぞれが良く考える必要があるでしょう。
「Presence and Quantity of Botanical Ingredients With Purported Performance-Enhancing Properties in Sports Supplements」
「スポーツサプリメントにおけるパフォーマンス向上特性があるとされる植物成分の存在と量」(原文はここ)
添加物が気にはなりますが、鶏卵の方がサプリより安全で
コストパフォーマンスも高いのでは無いでしょうか。