急性心筋梗塞を発症した患者における血糖異常の有病率

心筋梗塞は、本当は糖質過剰摂取が原因なのに、なぜかLDLコレステロールのせいにされています。

急性心筋梗塞(AMI)患者において、血糖の異常、糖代謝異常はどの程度なのでしょうか?

今回の研究では、アメリカの24施設で急性心筋梗塞患者2853人を分析しました。

その結果、1083人(38%)が糖尿病で、そのうち196人(18%)は新規診断でした。さらに、前糖尿病が887人(31%)、正常な糖代謝の患者は883人(31%)しかいませんでした。つまり、心筋梗塞のおよそ70%は糖代謝の異常なのです。今回の正常血糖群とされている人たちは、HbA1c値で分けられているので、恐らく正常とされていても、食後高血糖の人も多いでしょう。

ちなみに、LDLコレステロール値は既知の糖尿病群で92mg/dLで、前糖尿病群の98.4mg/dLや正常血糖群の93.9mg/dLと違いがないか、糖尿病群の方が低いです。いずれにしても心筋梗塞でもLDLコレステロール値は正常範囲です。

上の図は、AMI後3年間の生存率を示しています。緑が既知の糖尿病、青が前糖尿病、赤が新規の糖尿病、黒が正常血糖です。AMI後3年時点での死亡率は、正常血糖群で8.6%、前糖尿病群で10.6%、新規糖尿病群で11.3%、既知糖尿病群で20.3%でした。

糖質過剰摂取を続ければ、どんどん様々な病気が発症します。糖質制限をして、心筋梗塞になるのを防ぎましょう。

「Prevalence of glucose abnormalities among patients presenting with an acute myocardial infarction」

「急性心筋梗塞を発症した患者における血糖異常の有病率」(原文はここ

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