糖質制限で総コレステロール値700を7年間維持しても冠動脈プラークはゼロ

医療の世界はずっと詐欺を続けています。LDLコレステロールは悪玉で、LDLコレステロールが高いと、心臓や脳の血管が詰まり、死んでしまうと脅し続けます。専門家だということで、多くの人は医師の言うことを信じてスタチンを飲み続けます。そして、静かに体が蝕まれていきます。

糖質制限をすると、私もそうですが、LDLコレステロールが爆上がりします。医師はそれを見ると、「家族性高コレステロール血症だ!」と思うでしょう。

今回は症例報告です。糖質制限の世界では有名な方の報告です。以前の記事「糖質制限によるLDLコレステロール上昇にはスタチンよりもオレオクッキーが効果的?」で紹介した、オレオの実験をした人です。n=1だと無視したい人はそれはそうすればいいのです。利益相反にまみれたメタアナリシスを信じることは、おかしな新興宗教を信じてしまうことと同じかもしれません。

この方はリーンマスハイパーレスポンダー(LMHR)の条件が揃っています。LDLコレステロールが著しく高く、HDLコレステロールがかなり高く、中性脂肪が非常に低いのです。糖質制限を始める前、つまり糖質過剰摂取のころは、ベースラインの未治療LDLコレステロール値が90~95 mg/dLであること、および遺伝子検査で家族性高コレステロール血症(FH)の原因となる変異がないことが確認されています。(図は原文より、表は原文より改変)

 下の表はベースライン、つまりケトン食を開始する前のデータとケトン食を継続して、そのおよそ7年後のデータです。現在の測定値は、投薬を受けていない最新の値を示しています。
総コレステロール(
mg/dL)
LDL-C
mg/dL
HDL-C
mg/dL
中性脂肪
mg/dL
アポB mg/dL Lp(a)
nmol/L
hsCRP mg/L インスリン uIU/mL
ベースライン 160 95 48 76 71 109 1.0 <3
現在 705 574 124 34 335 194 0.3 <3
冠動脈CT血管造影画像
CAC = 0
CAD-RADS = 0
プラーク総量 = 0 mm³

総コレステロールは700を超え、LDLコレステロールは500を超え、ApoBも300を超えていますが、その一方でHDLコレステロール120以上、中性脂肪は34とかなりの低値です。CRPも低く、インスリン値は3未満です。今後、医療のターゲットになると思われる、Lp(a)も高いです。

現在の冠動脈CTでは、CAC(冠動脈石灰化スコア)はゼロです。プラーク総量もゼロです。医療の定説が正しければ、LDLコレステロールが500以上というのは非常に危険な状態になるはずなのに、7年間ずっとLDLコレステロールが高くても、冠動脈は全く石灰化していません。ちなみにスタチンは冠動脈を石灰化します。医療の世界ではそれを「プラークの安定化」と考え、正当化します。

HeartflowというAIを使用した分析でも、下の図のような結果です。

上の図のように、冠動脈プラークの定量化では、どの血管にもプラークはゼロです。

高コレステロール血症の原因を考慮せずにLDLコレステロール値のみから心血管リスクを推定することは限界があるどころか、多くの人を騙すツールになってしまっています。

糖質制限をして、高インスリン血症やインスリン抵抗性がない場合、LDLコレステロールの高値は恐らくリスクにはなり得ないでしょう。

通常、糖質を摂取すればLDLコレステロールが低下します。糖質過剰摂取でLDLコレステロールが高くなるということは、それだけインスリンが過剰分泌し、インスリン抵抗性が高い証拠だと思われます。

医療の世界に騙されないようにしましょう。

「Seven Years of 700 Cholesterol Without Coronary Atherosclerosis: A Lean Mass Hyper-Responder Case Report」

「コレステロール値700を7年間維持しながら冠動脈硬化症を発症しなかった:リーンマスハイパーレスポンダー症例報告」(原文はここ

 

2 thoughts on “糖質制限で総コレステロール値700を7年間維持しても冠動脈プラークはゼロ

  1. 「LDLコレステロール値のみから心血管リスクを推定することは限界があるどころか、多くの人を騙すツールになってしまっています。」
    スタチン詐欺ですね。

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