マイクロソフト社が行っているイマジンカップというものがあるようです。世界中の学生が様々なアイデアを出し、それを競うものです。その2019年の優勝者はアメリカのUCLAの学生が開発した、非侵襲的な血糖値のモニターです。
なんとそれは、AIを使用して、スマホのカメラで撮影した眼の画像の虹彩の形態学的変動を分析して、患者の血糖値を予測するそうです。こんなことで血糖値がわかるのでしょうか?すごいアイデアです。針を刺す痛みもなく、体に何も触れずに血糖値がわかるんですから。
(写真は記事より)
その名も「EasyGlucose」です。素晴らしい!
でも、逆に考えると、目には血糖値を反映した変化が常に何か起きていることになります。
現在EasyGlucoseは「臨床的な正確さ」に必要な基準をはるかに超えて、針刺しで血糖値を測定する方法の7%以内に収まっているそうです。 非常に誤差が少ないようです。
スマホを使った医療機器がもっと開発され、自分で様々な測定ができる日もそんなに遠い話ではないかもしれません。
「Non-invasive glucose monitor EasyGlucose takes home Microsoft’s Imagine Cup and $100K」
「非侵襲的グルコースモニターEasyGlucoseがマイクロソフトのイマジンカップと$ 10万を持ち帰る」(記事の原文、上の写真はここ)