東京マラソン2019 残念だった天候 そしてNewシューズ

昨日、東京マラソン2019が開催されました。期待された日本記録保持者の大迫傑選手は、30キロ手前でリタイアです。

まさか…日本記録保持者・大迫傑、29キロ過ぎに途中棄権 東京マラソン

3/3(日) スポニチアネックスより

 2020年東京五輪マラソン代表を決める代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日開催)出場権を懸けた東京マラソンは3日、東京都庁前~東京駅前で行われ、男子日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)は29キロ過ぎにリタイアした。

 20キロまでは日本記録を上回るペースだったが、徐々に先頭集団から遅れはじめた。28キロ過ぎからは苦しげな表情で歩きはじめ、29キロ地点でリタイアした。

 大迫は記者会見で目標タイムを「??時間??分??秒」と明らかにしなかったが、地元凱旋まさかの「DNF」となった。

 ビルハヌ・レゲセ(24=エチオピア)が国内最高記録の2時間4分48秒で優勝。堀尾謙介(中大4年)が2時10分19秒で日本人トップの5位に入り、MGC切符を獲得した。学生がMGC出場を決めたのは初。

序盤から大迫選手をはじめ3人の選手が先頭集団にいたのですが、明らかにハイペース。自己ベストを考えたら、どの選手もその次の1km3分の集団にいるべきだと思ったのですが、特に大迫選手は優勝争いを考えていたのでしょう。

その3選手は大迫選手が低体温になったようで、30キロ手前でリタイアです。その他の2選手も結局終盤にどんどんペースが落ち、最後は15~16位です。2時間4分台の実力はあるとは思えないのに、なんで先頭集団にいたのでしょうか?大迫選手もまだ4分台は厳しいでしょう。もっとコンディションが良い日であれば、何とも言えませんが、この雨と気温では難しかったと思います。低体温は怖いです。

また、エリート選手もこのような気象条件のときに防寒対策を考えるという選択肢はないのでしょうか?

最終的に日本人1位は中央大学の4年生の堀尾謙介選手でしたが、2時間10分台です。優勝タイムとは5分30秒程の差です。世界との差は歴然。途中の実況をしているアナウンサーがレース序盤で「ものすごい記録が出るかもしれません!」「日本記録を上回るペースです!」など連呼していましたが、このペースでは多くの選手が終盤で脱落するのは目に見えています。それなのに、うるさい実況。マラソンを知らないのか?しかし、悪いコンディションの中、初マラソンで2時間10分台はこれから楽しみです。

もっと良いコンディションでの大迫選手が見てみたいですが、レースの日のコンディションは選べません。それでもトップの選手はそれなりの記録で走ってしまいます。

でも、大迫選手応援しています!

そして、他の選手はどうだったのでしょうか?

猫ひろし、東京マラソンで2時間30分切り 東京五輪代表へ強い意欲

3/3(日) デイリースポーツより
 カンボジア国籍を取得している、タレントでマラソンランナーの猫ひろし(41)が3日、都内で行われた「東京マラソン 2019」(東京都庁~東京駅前)に出場。2時間29分51秒(速報値)の好タイムでゴールした。

 ゴールの瞬間は、定番の一発ギャグ「ニャー!」のポーズで迎えた。だが、目標は自己ベストの2時間27分48秒の更新に置いていただけに「マラソンはからかった。甘くないっすね。40キロから上げていく練習をしていたんですが、足が動かなくて…」と冗談交じりに悔しさをにじませた。

 それでも、日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)が29キロ地点で棄権するなど、タフなコンディションの中、スタート直後から100人以上を抜いて146位。タイムも自己3位の記録をマークし、「優秀なブリーダーに育ててもらってるんで」と胸を張った。

 現在、活動の拠点は日本で、1年のうち3カ月ほどはカンボジアでトレーニングを中心の生活を送る。40代を迎えて「寝てても、一晩に3回はトイレに起きちゃう。老いは隠せないです」としつつも、年齢に合わせた独自のメニューでさらなる進化を続けている。

 カンボジアでは「ハーフでは負けているけど、フルマラソンではずっと1位」だという。11月末から12月に行われる東南アジア競技大会でメダルを取れば、カンボジア代表として東京五輪への切符はほぼ手中にする。約9カ月後の大目標に向け、「今回は、もうちょっと行きたかったけど、次に繋がるレースになりました。何とか東京五輪に出たいので、頑張ります!」と力強く語った。

猫ひろしさんは41歳ですが2時間30分切りです。素晴らしい。ただ、オリンピックレベルではありませんが…

そして、この方もすごい!

山中伸弥教授が東京マラソン完走、速報値で3時間半切る 1カ月間に2度のフルマラソン

3/3(日) デイリースポーツより

 京都大の山中伸弥教授が完走した。速報タイムで3時間29分39秒と、3時間半を切る走りを見せた(速報タイム)。

 山中教授は2月17日に行われた「京都マラソン2019」にも出場し、3時間25分を切るタイムでゴール。1カ月以内に2度のフルマラソンに挑戦するというスケジュールながら、見事に完走した。

ノーベル賞の山中教授、なんと1か月に2回も3時間30分切り!凄いです!

私も負けないように今年は頑張りたいと思います。

そして今年のランニングシューズはこれです。



ニューバランスの「HANZO R v2」です。イメージランナーがマラソンではまだ実績を残せていない、青山学院大学出身の「山の神」神野大地選手です。今回の東京マラソンでは8位でしたが、何とかMGC出場は確保できました。

このシューズはアディダスとゴタゴタがあったのか無かったのか、よくわかりませんが、あの三村仁司主宰の「M.Lab(ミムラボ)」が今度はニューバランスと手を組んで共同開発したシューズです。アディゼロの昔のバージョンが好きだったのに、何か変なスポンジみたいなものを入れるようになり、私は履くのをやめました。今回、好きだったころのアディゼロタクミに非常に似ていて、足にぴったりの感じがあって、非常に軽いシューズなので選びました。

さて、このシューズでどうなるか?山中先生に追いつけるか?

2 thoughts on “東京マラソン2019 残念だった天候 そしてNewシューズ

  1. 清水先生こんにちは!

    大迫選手残念でしたよね。次に期待しましょう。そして山中教授の続けてサブ3.5は素晴らしいですよね。

    ぼくは東京マラソンと同じ日に大阪の寛平マラソン走ってきました。奈良では体調不良と練習できずで4時間5分と残念な結果でしたが1月の大阪ハーフは2年連続で1時間43分台でゴールしその時は翌日まったく筋肉痛もなくレースでも水のみ、途中でマグオンだけ補給ということで糖質制限の効果バツグンだなと思ってります。
    で、寛平マラソンは直前のインターバルトレーニングで膝を痛めてしまい不安MAXで走りました。サブ3.5ペースで余裕を持って走るも14kmあたりから案の定、膝が痛くなってきたのと初めてですが足裏が痛くなり結果的には後半徐々にペース落としながらも諦めずにゴール目指して3時間50分とサブ4は達成しました。ラスト15kmはずっと向かい風できつかったのでさすがに6分前後を刻んだラップもありましたが補給は25km地点までは水のみでその後は休憩も含めてエイドで立ち止まって折れそうな心を癒やす効果も期待して小さなアンパンをもらって食べました。ケトラン的には許容範囲を超える糖質量になった可能性はありますがエイド(4箇所だったかな?)で美味しいアンパンを食べられるのでそこまで頑張ろうとモチベーションを上げるために良しとしました。おかげでかなり精神的にきつかったんですが30kmの壁も感じることなく大きくペースを落とさずゴールできました。前回の奈良で後半足攣って撃沈したのですが今回は水もかなりがぶがぶ飲んだので問題なかったです。明けて2日目ですが筋肉痛は心地よい程度で済んでますのでケトラン効果ですよね?たぶん。足の裏の痛みは靴擦れで血豆ができてましたが…これはなぜ今回できたのか原因不明です。

    長文失礼しました。ご報告まで!

    1. 登山好きのランナーさん、コメントありがとうございます。

      凄い記録ですね!もうサブ4ですか。確か以前の記録は4時間50分ほどだったような気がしますが、
      もしそうであれば1時間の記録短縮ですよ。ケトラン効果抜群ですね。
      レース中のアンパンなどは問題ないと思います。インスリンもほとんど上昇しませんから。
      ただ食べ過ぎないようにした方が良いと思います。レース中は消化機能が落ちているので。
      できればジェル系の方が安心だと思います。

      私も負けないように頑張ります。

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