早産は様々な疾患、障害などのリスクが高くなるため、できる限り避けるべきです。しかし、誰も好きで早産になるわけではありません。早産がどうして起きるのかはまだ解明されていないと思います。 今回の研究ではオメガ3の中で、EPA
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1型糖尿病は早く診断されるほど人生が短くなる?
最近ランセットという有名な医学雑誌に1型糖尿病に関する研究が発表されました。その主旨は「1型糖尿病の若年時の診断は、青年になってからの診断と比較して平均余命が短くなる」というものです。 27,195人の1型糖尿病の人と、
卵を食べよう!認知症の観点から
いまだに卵を避けるように推奨する医師や栄養士がいることには驚かされますが、もしかしたらそのような根拠のない卵摂取制限が認知症と関連しているかもしれません。 血中のコレステロールは、食事によるコレステロール摂取とはほとんど
アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その3 肥満はアテローム性動脈硬化症を促進させる
アテローム性動脈硬化症は決して中高年の病気ではありません。小さなころから少しずつ進行して、それが成人になり、多くの人は中高年で症状が現れるだけです。(「アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1」、「その
食事のガイドラインは全く役に立たない!
それぞれの国が推奨する食事のガイドラインがありますが、どの国もガイドラインも科学的根拠は全くと言っていいほどありません。日本で推奨されている食事についても同様です。逆にそのガイドライン通りに食事をしていては不健康にさえな
糖質の多い食事は中性脂肪の増加をもたらす
2型糖尿病の食事療法ではいまだにカロリー制限であり、いわゆる「バランスの良い」食事を指導され、飽和脂肪酸は減らすことが推奨されると思います。しかし、このような古典栄養学が現在の糖尿病の患者が苦しむ元凶にもなっていることは
筋肉の低下を年齢のせいにしてはいけない
サルコペニアという言葉を聞いたことがあるかもしれません。明確な言葉の定義ははっきりしておらず、混乱しているようですが、一般的には「加齢による骨格筋量、筋力、それに伴う身体能力の低下」というように捉えられているのではないで
適度な量のコーヒーでは脱水にはならない
連日の猛暑で、熱中症予防のためにテレビなどでは「こまめな水分補給」をうるさいほどに連呼しています。もっとも重要なことは水分補給ではなく、熱中症にならないような環境で過ごすことです。もったいないからとか我慢できるという思い
糖質制限のときの甲状腺ホルモン低下(低T3症候群)
糖質制限をすると甲状腺のホルモンであるT3の低下を認めることがよくあります。これにより「糖質制限は甲状腺に有害である」と考える人がいます。TSHやT4が正常の場合は「低T3症候群」と呼ばれます。しかし、糖質制限の場合、こ
肉が大腸がんのリスクを増加させるなら、ベジタリアンは?
以前の記事「赤肉には発がん性があるのか? その1」などで書いたように、WHOの発表では赤肉や加工肉は発がん性があり、加工肉の1日の摂取量が50g増加するごとに大腸がんのリスクは18%増加し、赤肉の1日の摂取量が100g増