江部先生の新しい著書「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」が発売されました。相変わらず非常にわかりやすく、説得力があります。 アマゾンの紹介文にも書かれていますが、江部先生は69歳なんですね。びっくりしました。非常に若々しく
カテゴリー: 食事
運動により分泌が抑えられていたインスリンは運動終了直後に増加する
運動中はインスリン分泌が抑えられています。糖質をたっぷり含んだスポーツドリンクを飲んでも大きく血糖値が上昇することは少なく、インスリンが無くてもGLUT4が細胞の表面で出てきて、ブドウ糖を取り入れてくれます。 私が子供の
血糖値スパイクは認知症のリスクを増加させる
血糖値スパイクの有無を知りたい場合、フリースタイルリブレのように持続的なグルコース値を測定できるのは理想ですが、それができない場合、血糖値スパイクを起こしていることを推測することが可能です。1.5-AGというものの測定で
オメガ6は本当に悪者か?
令和になり、日本中が不思議なほどお祭り騒ぎのようで、ちょっと違和感を感じていますが、天皇が亡くなっての改元よりも、このような明るい改元の方が良いのかもしれません。令和になり最初の記事はちょっと問題提起です。 必須脂肪酸と
関節リウマチでスタチンを飲むと心血管イベントが減少するそうだ 0.8%だけど…
統計は非常に有用なものですが、それは使い方次第です。数字と言うのは非常に錯覚を起こしやすく、上手く使えば人を騙すことも可能です。 今回の研究は関節リウマチ患者にスタチン(アトルバスタチン40㎎)を使用した場合とプラセボを
カロリー制限と基礎代謝量
基礎代謝量というのは、様々な計算式がありますが、ハリス・ベネディクトの式というものでは、次のような計算式になります。 男性:66.47+13.75×体重(kg)+5.0×身長(cm)-6.76×年齢 女性:665.1+9
アメリカ糖尿病学会のコンセンサスレポート その2 糖質はどれだけ摂るべきか?
以前の記事「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」で書いたように、アメリカの糖尿病学会は糖質制限の方向へ大きく舵を切ったように見えます。ただ、それはこれまで徐々に進めてきた動きです。2
アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!
先日アメリカ糖尿病学会が発表した栄養療法のコンセンサスレポートを読んで、びっくりしました。歴史的な瞬間かもしれません。アメリカ糖尿病学会の栄養療法のコンセンサスレポートの中で糖質制限を大きく推進する内容になったのです。(
オメガ3の廃用性筋萎縮の軽減作用
オメガ3は非常に重要な栄養素ですが、もしかしたら廃用性筋萎縮の軽減、予防にも大きな役割があるかもしれません。骨折などで一時的に上肢や下肢の固定が必要になる場合があります。そのときその筋肉を使用できないため、筋肉が萎縮しま