糖質制限では筋肉が減少すると誤解している人もいまだにいるでしょう。糖質制限の中でもケトン食は非常に炭水化物の低い食事です。筋肉が減少しては困るボディビルダーがケトン食を行ったらどうなるでしょうか? 今回の研究では19人の
カテゴリー: コレステロール
アルツハイマー病に対するケトン食の効果
認知症は3型糖尿病とも考えられています。つまり糖質過剰症候群の一つです。アルツハイマー病の脳ではインスリン抵抗性があり、グルコースの代謝が20~25%不足しているそうです。代わりのエネルギーが必要です。 その代わりのエネ
口内炎も糖質過剰症候群かもしれない
口内炎、痛いですよね。私も糖質過剰摂取時代には時々口内炎ができていました。しかし、糖質制限を始めてからは一度もできていません。 口内炎はいまだ原因がはっきりしていません。ケナログなどの軟膏が処方され、それを塗っていれば何
空腹時血糖値とアテローム性動脈硬化症の発症リスク
以前の記事「比較的若い女性の冠動脈性疾患のリスクはインスリン抵抗性で6倍、糖尿病で10倍」「急性冠症候群とインスリン抵抗性」などで書いたように、心血管疾患は糖質過剰摂取によって起きていると考えています。 今回の研究では、
注目すべきはLDLコレステロールではなく中性脂肪とHDLコレステロール
医療の現場ではいまだにLDLコレステロールを重要視しています。しかし、HDLコレステロールが低下し、中性脂肪が増加することが心血管疾患のリスク増加に関連していることもわかっているはずです。インスリン抵抗性があると中性脂肪
糖質制限VS脂質制限 その2
以前の記事「糖質制限VS脂質制限 その1」の続きです。14日間糖質制限をした場合と脂質制限をした場合でどのように違うか分析した研究です。(図は原文より) 上の図は様々なパラメーターの変化です。空腹時血糖やインスリンは糖質
糖質制限とカロリー制限とLDLコレステロールなどのデータ変化 その2
以前の記事「糖質制限とカロリー制限とLDLコレステロールなどのデータ変化 その1」の続きです。コメントおよび質問内容は「その1」を見てください。今回の記事は質問の答えになっているかどうかは微妙な内容ですが…(←三点リーダ
糖質制限とカロリー制限とLDLコレステロールなどのデータ変化 その1
糖質制限とカロリー制限をされている方からコメントをいただきました。様々なトライをしていて非常に興味深いです。 糖質制限+カロリー制限の結果 9月より糖質制限に加えてカロリーも制限する実験中です。 これまで、3年弱の糖質制
メタボの人は食事の量ではなく摂食行動に問題?本当?
メタボリックシンドロームは糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取で起きるのは私は明らかだと思いますが、なぜかそれを認めず、違う方向の研究が後を絶ちません。 今回の研究では、長野県佐久市で行われている住民対象コホート研究「佐久健