いまだに卵を避けるように推奨する医師や栄養士がいることには驚かされますが、もしかしたらそのような根拠のない卵摂取制限が認知症と関連しているかもしれません。 血中のコレステロールは、食事によるコレステロール摂取とはほとんど
カテゴリー: HDLコレステロール
食事のガイドラインは全く役に立たない!
それぞれの国が推奨する食事のガイドラインがありますが、どの国もガイドラインも科学的根拠は全くと言っていいほどありません。日本で推奨されている食事についても同様です。逆にそのガイドライン通りに食事をしていては不健康にさえな
コレステロールの低下は大腸がんのリスクを増加させるかもしれない
以前の記事「赤肉には発がん性があるのか? その1」などでも書いたように、赤肉の摂取量が増加すると大腸がんのリスクが増加すると考えている人がいます。私は否定的ですが。 通常の考えでは赤肉を食べれば、飽和脂肪酸の摂取量も増加
低脂質高糖質の食事は空腹時でもレムナントリポタンパク質を激増させる
レムナントリポタンパク質の有害性は何度も書きました。(「レムナントコレステロールは心臓に悪い! だったら、糖質制限でしょ!」など参照)空腹時のレムナントが残っていることについては「レムナントリポタンパク質は食後12時間経
閉経後の女性は飽和脂肪酸をたくさん食べよう
閉経前の女性はエストロゲンの保護作用があると考えられ、男性より心血管疾患が少ないとされています。閉経後ではリスクが上昇しますが、どのような食事が良いのでしょうか? 以前の記事「飽和脂肪は心臓の動脈を詰まらせない!」で書い
ウルトラマラソンと血液検査2018
今回も100kmのウルトラマラソン前後の血液検査を行いました。 今年もレース前は直前の金曜日の朝の値です。レース後は直後に測定したいのですが、仕方なくレース翌日の昼食前の値です。 レース前 レース後 レース
中性脂肪/HDLコレステロール比と酸化ストレス
メタボリックシンドロームなどでは慢性の炎症が認められることが少なくありません。また、抗酸化活性が低下しているとも言われています。メキシコ人のデータではありますが、中性脂肪値とHDLコレステロールの比が体内の炎症や抗酸化活
カイロミクロンのレムナントは侮れないのかもしれない
以前の記事「レムナントリポタンパク質は食後12時間経っても大量に残っている」で書いたように、空腹時であっても相当量のカイロミクロンのレムナントが残っています。 健康な人におけるカイロミクロンの中性脂肪の半減期は非常に短く
地中海式の食事は健康的か? エビデンスにだまされないように
地中海沿岸の国では、他のヨーロッパの国と比較して虚血性心疾患が少ないことから、地中海食が健康に良いのではと考えられ様々な研究がされています。その中での代表的な研究を見てみましょう。 エビデンスを非常に重要視されている方が
みなさんの血液データから あまり面白いネタではないけれど
みなさんの血液データから得られたもので、これまでLDLとHDL、中性脂肪について記事にしました。(「糖質制限とLDLコレステロール上昇6 みなさんの血液データから」「驚きの結果!糖質制限におけるHDLコレステロールと中性