スタチンは糖尿病のリスクを高めると考えられています。一方、「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」で注目されたいるように、グルカゴンが糖尿病の高血糖に大きな影響を与えていると思われます。(「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿
カテゴリー: 病気
食料政策に大きな影響を与える闇の組織
「NewYorkTimes」の記事によると、闇の企業グループが世界の食料政策を形作っているようです。食品および飲料会社が資金を提供している組織は、砂糖入りの食品や加工食品の規制と密かに戦っています。(原文の記事はここ)
環境問題と食肉とビーガン
どこかの国の環境大臣の意味の分からない環境問題に対する「セクシー」発言よりは、余程多くの人に訴えかることができた16歳の女性の演説が話題になりました。 どこかの国の環境大臣は中身の無さを露呈してしまったのですが、さらにス
身長が低いほど糖尿病になりやすい?
私は「ちんちくりん」で身長が低い方です。若い頃はもう10cm身長が高ければ、「自分の人生ももっと良かったのに」とつまらないことを考えていたこともありました。今になってみれば、この身長でもそれなりに楽しい人生です。 しかし
手術後「隠れ」脳梗塞
手術と麻酔の技術の進歩により、高齢の患者を手術できるようになりました。手術の利点にもかかわらず、やはりリスクを理解する必要もあります。 手術以外では、「隠れ」脳梗塞は顕性(症状のある)脳卒中よりも一般的であり、認知機能低
糖尿病はグルカゴンの反乱なのか?
「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」という本が最近話題になっており、糖質制限を推奨しているものとしては、やはり読むべきであろうと思い、先日読みました。たがしゅう先生のブログでの考察も面白く、非常に参考になると思います グル
めまいも糖質過剰症候群である その2 メニエール病
以前の記事「めまいも糖質過剰症候群である その1」では、めまいの原因として最も多い良性発作性頭位めまい症と糖質過剰摂取について書きました。耳が原因となるめまいの第2位はメニエール病です。 メニエール病の症状には、難聴、耳
2020年東京五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」
今日、2019年9月15日、約1年後の東京オリンピックのマラソン代表選考会である、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が行われました。このような代表選考会は非常にフェアであり、一発勝負で代表が決まるので、いつもの
アメリカのジェネリック医薬品の恐るべき実態
先日アメリカのジェネリック医薬品についてのコメントをいただきました。ありがとうございました。 インド製ジェネリック薬品の恐るべき実態 FROM INDIA WITH LIES News Week 2019年9月5日 (実
赤血球の形状の変化と病気 その3
「その1」「その2」では赤血球の形状が高血糖や鉄によって変化することを書きました。糖尿病での赤血球の形状の変化は血管の合併症をもたらすと考えられ、鉄イオンが非酵素的血液凝固を活性化し、走査型電子顕微鏡(SEM)で実証可能