みなさんはアメリカのデスバレーで行われる「BAD WATER135」というレースをご存じでしょうか?なんと217㎞を走るレースなのですが、その状況が非常に過酷です。砂漠地帯を走るので、日中の最高気温は50度近くになるので
カテゴリー: ケトン体
高タンパク質摂取による有害性は? その2
人間だけでなく、生物には寿命があります。寿命を全うする前に老化というものがあります。老化の前には成長というものがあります。つまり、人間は生まれた後、成長し、老化し、死ぬのです。 成長の延長線上に老化というものがあります。
ウルトラマラソンと血液検査2019
今回のサロマ湖ウルトラマラソンでは、レース前とレース直後、レースの次の日の3回の血液検査を実施してみました。レース前はレースの2日前の朝、レース直後というのは、本当にゴール直後です。レースの次の日は朝食を摂って、食後5時
2型糖尿病に対する糖質制限の長期的効果 2年間でも圧倒的! その1
糖質制限は長期の効果はまだわからないと言う人もいます。我々糖質制限を長く行っている人はずっと体調が良いのですが、もちろん100%の人が良いとも言えません。では、エビデンスはどうでしょうか?これまで糖質制限の1年間の研究は
2019年3月の血液検査データ
糖質制限を始めてどれくらいたったでしょうか?最近血液検査をするたびに、毎回、このデータにどんな意味があるのかを考えています。基準値に収まれば健康で、その範囲を外れたら異常である、という単純なものではありません。食事が変わ
糖質制限は非アルコール性脂肪肝を劇的に改善する
糖質制限は血糖値が安定したり、HbA1cが低下したり、体重が減ったりするだけではありません。2型糖尿病の人が1年間糖質制限をすると非アルコール性脂肪肝が劇的に改善します。 非アルコール性脂肪肝は以前の記事「脂肪肝はただの
糖質制限と尿酸値上昇
糖質制限を始めると尿酸値が上昇する方がいます。通常間もなく落ち着きます。しかし、やはり尿酸値が高くなると心配に思う人も少なくないでしょう。糖質制限反対派は「尿酸値が上がると痛風のリスクが上がる」と批判的に騒ぐ人もいるでし
2018年10月の血液検査データ
2018年10月の血液の検査のデータを提供したいと思います。江部先生が公開されていたのに触発されたわけではありませんが、たまたままた重なってしまいました。(江部先生のデータはこちら) 前回の検査「2018年3月の検査デー
糖質制限とLDLコレステロール上昇 その8 運動による上昇②
前回の「糖質制限とLDLコレステロール上昇 その7」で、ケトン体質のアスリートが非常に健康的な変化を伴ってLDLコレステロール値が上昇することを書きました。(「その7」を読んでいない場合はそちらから読んでください。) 糖
スタチンでLDLコレステロール値の低い心不全患者の方が死亡率が高い
スタチンは心臓の冠動脈疾患の予防や治療に依然としてよく使われています。私はその効果には疑問を持っています。しかし、心不全を有する患者にとっては効果がないというよりも危険である可能性があるのです。 この研究では、平均左室駆