気管支喘息は空気の通り道である気管や気管支に炎症が続き、さまざまな刺激に敏感になって発作的に気道が狭くなることを繰り返します。ハウスダストやダニやカビなどによるアレルギーであることが多いと思われます。以前は子供に多く認め
カテゴリー: 薬剤
フリースタイルリブレを使った人体実験 その24 ビタミンCサプリメントの影響(2018.6.10追記)
みなさんの血液データを送っていただいて驚くことは、非常に多くの方がサプリメントを飲んでいることです。日本全国の平均値は知りませんが、今回送っていただいた方の実に64%以上の方が、何らかのサプリを飲んでいます。 その中で血
ApoCⅢの調節と役割
何度も記事に登場しているApoCⅢの役割についてもう一度まとめてみましょう。 ApoCⅢはリポタンパク質を構成しているアポリポタンパク質の一つです。 ・ApoCⅢはリポタンパク質リパーゼ(LPL)という酵素の活性を阻害す
フリースタイルリブレを使った人体実験 その23 スポーツドリンクは危険なドリンクか?その2
以前の記事「フリースタイルリブレを使った人体実験その4 スポーツドリンクは危険なドリンクか?」でスポーツドリンクの危険性を指摘しました。フルマラソンのレースの後でポカリスエットを500ml飲んだ後、非常に血糖値が上がり、
スタチンの有効性への疑問
私は以前からスタチンの有効性に疑問を持っています。また、人間にとって重要なコレステロールを無理やり低下させるこの薬剤が、様々な悪影響を示していると思っています。例えば、最近の話題はスタチンとALS(筋萎縮性側索硬化症)と
糖質制限とLDLコレステロール上昇6 みなさんの血液データから
皆さんにいただいた血液データをなかなかまとめる時間がなかったことと、一度かなりまとめた後にデータを間違えて消してしまったため、ご報告が遅れてしまいました。申し訳ありませんでした。 まだまだ、血液データは募集しておりますの
頻尿の薬も侮れない 抗コリン薬と認知症
うつ病や頻尿、過活動性膀胱などの泌尿器系およびパーキンソン病の治療に用いられる抗コリン薬と言われている薬の使用が認知症のリスクを上げるという研究が発表されました。 これまでは抗コリン薬は短期的な認知障害については指摘され
ビタミンサプリメントは睡眠の質を下げるかもしれない
ビタミンは睡眠に関連しているようです。マルチビタミンまたは複数の単一ビタミンのサプリメントを使用している人は、ビタミンサプリメントを服用していない人と比較して、夜間の覚醒回数、覚醒時間が増え、睡眠薬の使用率が高くなり、不
残念ながら現在の内科学は糖質過剰摂取状態が大前提である
江部先生のブログに取り上げていただきましたが(江部先生の記事はここ)、HDLコレステロールが高値を示すということはどんな意味があるのでしょうか? 「HDLコレステロールは高ければ良いってもんじゃない?」で取り上げた研究が
糖尿病の薬を飲んでも、ほとんど死亡率は低下しないかもしれない
糖尿病の薬はもちろん血糖値のコントロールに使用されますが、その重要なアウトカムである死亡率に関しては、あまり期待できないようです。 特にDPP4阻害薬と言われる薬は、プラセボと比較して死亡率を低下させないようです。SGL