高齢者に心臓病の予防目的でスタチンを使うと、逆に死亡率が上がってしまいそうです。 JAMA Internal Medicineによると、コレステロール低下薬であるスタチンを飲んでも、65歳以上の心臓病を持っていない人には
カテゴリー: 薬剤
フリースタイルリブレを使った人体実験その7 ビタミンCを飲んでみた
添付文書の使用上に注意のところに 「干渉物質:センサー装着中にアスコルビン酸を摂取するとセンサーによるグルコース値が偽高値を示す可能性があります。サリチル酸の摂取によりセンサーのグルコース値が偽低値を示す可能性があります
がんの治療に対する高カロリー輸液
小林麻央さんが自分が非常に痩せてしまったこと、高カロリーの点滴を毎日していることなどを書いていました。 そこで、疑問に思ったことは、高カロリー輸液はがんの患者に本当に必要な治療なのか、ということです。必要というよりも有益
米食品医薬品局(FDA)は5月18日付けで、SGLT2阻害薬下肢切断リスクに関する警告を発出
Medical Tribune によると米食品医薬品局(FDA)は5月18日付けの安全性情報で、SGLT2阻害薬カナグリフロジンの下肢(足・脚)切断リスクに関する警告を発出しました。 米で警告、カナグリフロジンの下肢切断
当たり前の話だけど、血圧を下げ過ぎるのも危険!
心血管疾患の履歴がある55歳以上の高リスク患者の転帰データ(計3万937例)を基にした血圧と転帰の関連を評価した試験で、血圧の下げ過ぎが逆に死亡率などを上げる、という結果が出ました。当たり前でしょう。 結果を述べると、
ビタミンのサプリメントは飲めば良いってもんじゃない!本当に必要か、効果はあるのかの慎重な検討が大切かも?
以前にも「サプリメントは健康に悪い」という記事を書きましたが、体に良いと思って飲んでいるものが効果がなかったり、逆に健康に良くなかったりと言う研究が多数あります。もちろん、欠乏症を起こすような程、不足している場合はサプリ
マラソンは腎臓にダメージを与える!
私自身フルマラソンやウルトラマラソンを走っているので他人ごとではありませんが、マラソンが腎臓にダメージを与えているという研究が発表されました。(原文はここ)まあ当然と言えば当然です。過酷なスポーツですから。
夜間頻尿、過活動性膀胱は食事で改善するかもしれない
夜間頻尿や過活動性膀胱、尿失禁で困っている方は多いかと思います。その原因として加齢によるもの、神経の障害、骨盤底筋の筋力低下、何らかの原因での膀胱の神経の過敏、など様々な原因を言われていますが、原因不明のものが非常に多い
PPI(プロトンポンプ阻害薬)で鉄欠乏!当たり前!その他にも問題だらけ!
逆流性食道炎などに使われる薬に関して、メディカルトリビューンの記事に次のようなものがありました。 酸分泌抑制薬の長期使用が鉄欠乏症リスク 2017.04.03 プロトンポンプ阻害薬(PPI)またはヒスタミンH2受容体
脂質異常症の治療薬、PCSK9阻害薬エボロクマブ(レパーサ)は本当に必要か?一人救うのに2億円かかります!
脂質異常症の新しい治療薬の試験(FOURIER試験)が行われ、発表されました。原文はここです。スタチンだけではコントロールが不良の方の心血管イベントのリスクを低下させるという内容ですが、私には、どうしてもこの薬のメリット