糖質制限を選択する意味は何でしょう? これには進化というものに光を当てなければ、生物学的において何も意味のあることはわかりません。 そして、人間がこれまで進化してきた条件、環境というのは現在とは全く違うものです。その全く
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ビタミンCはそんなに必要なのか?
江部先生の記事でイヌイットやマサイ族のビタミンCに関するものがありました。彼らのビタミンC摂取量はかなり少ないのに、壊血病になりません。夏井先生はほとんど果物を摂取せず、ビタミンCが多い野菜を生で食べているわけではなく、
うつ病の大きな原因のひとつは炎症である
今回の記事は非常に新しい考えではありませんが、やはりこれが正解だと思う内容を書きたいと思います。最初に結論を言ってしまうと、うつ病を解決する最良の方法は糖質制限です。 前回の記事「うつ病にはプラセボ(偽物の薬)がめちゃく
箸とスプーン 食べ方によってGI(グリセミックインデックス)が違う
今回はちょっとくだらない研究ですが、箸とスプーン(と指)どちらを使うかで血糖値の上がり方が異なるというものです。日本人は圧倒的に箸が多いかと思いますが、大量にご飯を食べる人はスプーンで食べる方もいるでしょう。その食べ方で
100マイル(約160km)のアメリカンレコードの保持者はケトン体ランニング「ケトラン」を実行している
Zach Bitter は2015年に100マイル(約160km)のウルトラマラソンのアメリカンレコードを更新しました。11時間40分55秒と驚異的な記録です。しかもほとんどイーブンペースだったそうです。 彼はほとんど糖
びっくり!アセトン(ケトン体のひとつ)が糖に変わる!
かなり古い論文ですが、なんと!ケトン体のひとつアセトンが体内で糖に変換されているようです。全く知りませんでした。アセトンは呼気と尿、汗から全て排出されていると思っていました。ケトン臭という甘酸っぱい臭いのもとであると言わ
運動は必ずしもインスリン抵抗性を低下させない
運動は健康のために非常に良い習慣です。しかし、だからと言ってインスリン抵抗性が低下するとは限りません。もちろん、何もしないよりはインスリン抵抗性が下がる可能性がありますが、逆に運動していることにより多くのエネルギー摂取を
TIMEの記事でも、健康な人が持続グルコース測定器を使っていることが載っていた
TIME誌のネットのHealthの記事に、健康な人がなぜフリースタイルリブレなどの持続グルコース測定器を使って、持続的に血糖値測定をしているのか?という記事が載っていました。 「Why Perfectly Healthy
もうすぐ持続グルコース測定が容易にできるかもしれない
私は、研究のためにフリースタイルリブレという持続グルコース測定器をときどき身につけています。アメリカのシリコンバレーのヘルスケアベンチャーであるSano Intelligenceは一般の人にも利用できるような機器の開発を
LDLコレステロールが低下しても、リスクが低下したとは限らない
以前の記事「LDLコレステロールが高値だけでは何もわからない」でLDLコレステロール値ではなく、LDLの粒子の大きさが重要だということを書きましたが、今回は粒子の数についての記事です。 脂質の異常でLDLコレステロール値