以前の記事「緑内障にはマグネシウムが必要かもしれない」で書いたように、緑内障にはマグネシウムが有効である可能性が高いと思います。マグネシウムと対になって考えるのはカルシウムです。カルシウムのサプリは眼にどのような影響があ
年: 2022年
風邪の食欲不振では無理に食べれるものを食べない方が良いかもしれない
新型コロナウイルスのオミクロン株のBA5もマスコミが大騒ぎしている割に、そろそろピークでしょう。感染症の学会が「普通の風邪」とはっきり言っているので、日本もかなり世界から遅れていますが、新型コロナの「新型」を外して、普通
精製穀物は2型糖尿病のリスクを増加させない?
人間は様々なバイアスに影響を受けます。糖質制限が正しいと思うのも、もしかしたらそうなのかもしれませんし、本当に正しいのかもしれません。それは自分自身で判断するしかありません。もちろん私は糖質制限を正しいと信じています。そ
10の心血管疾患の危険因子はほとんどが糖質過剰摂取によってもたらされる
「アメリカ予防心臓病学会(ASPC)CVD危険因子トップ10 2021アップデート」は非常に興味深いです。毎年更新しているようですが、初めて目にしました。 心血管疾患の危険因子トップ10は、不健康な栄養、運動不足、脂質異
LDLコレステロール値が非常に低いと死亡率が上がり、脳卒中の死亡リスクは4倍になる
LDLコレステロール値が高いと、医師に「死ぬよ」と脅されることがあります。そして、スタチンを飲むように強く勧められます。でも本当にLDLコレステロールが高いと危険なんでしょうか?逆に非常に低いLDLコレステロールはどうな
閉経後女性でもポッコリお腹にご注意を
肥満は結腸直腸がんのリスクを高くします。特に内臓脂肪はリスクを高めるでしょう。女性の場合、閉経後に内臓脂肪の蓄積が増加する人が多いようです。 今回の研究では、内臓脂肪の多い閉経後の女性が結腸直腸がんを発症する可能性を分析
薬に対する患者の期待
多くの患者は医師に対して様々なことを期待するでしょう。そして、自分の疾患が医師の出した処方で改善することを大いに期待するでしょう。改善というのにはかなりの幅があり、医師の中の改善と、患者が感じる改善では大きな乖離がある場
運動中のスポーツドリンクは脂肪の燃焼を大きく減らす
肥満を改善するのには、体の脂肪を減らさなくてはなりません。運動すればエネルギーを使うので、脂肪をエネルギーにすれば痩せると思ってしまいます。しかし、多くの人は一時的にエネルギーを使っても、その後に糖質をたっぷり摂取するの
緑内障にはマグネシウムが必要かもしれない
緑内障は失明原因の第1位です。緑内障は単に眼の病気ではなく、拙著『「糖質過剰」症候群』でも書いたように、糖質過剰摂取による神経、代謝的な異常による糖質過剰症候群であり、4型糖尿病と考えています。(「緑内障は糖質制限をすべ
うつ病のセロトニン仮説は根拠なし
病気の原因は様々に見えますが、多くの根本的な原因は食事の誤りだと思っています。しかし、医学はそれぞれの病気にそれぞれの原因を見い出したがります。もちろん、根本ではない原因は様々でしょう。心血管疾患に対するLDLコレステロ