口内炎も糖質過剰症候群かもしれない

口内炎、痛いですよね。私も糖質過剰摂取時代には時々口内炎ができていました。しかし、糖質制限を始めてからは一度もできていません。

口内炎はいまだ原因がはっきりしていません。ケナログなどの軟膏が処方され、それを塗っていれば何となく良くなってしまうのですが、体調の変化など大したきっかけもなく急にできることもあります。

今回の研究では口内炎とインスリン抵抗性の関係を調べています。(図は原文より)

上の図は健康な人と口内炎の人との比較です。左が再発性口内炎の人で、右がコントロールです。口内炎の人の方がインスリン値、Cペプチドが高く、インスリン抵抗性を示すHOMA-IRが高くなっています。

上の図は口内炎の人の中でも現在アクティブな口内炎の人と、非活動性の状態の口内炎の人との比較です。(非活動性の状態はどのような状態かはよくわかりません)

そうすると、現在活動性のある口内炎では非活動期よりもHOMA-IRが高くなっています。それ以外にもHbA1cや総コレステロール、HDLコレステロールも活動性のある場合の方が高くなっています。コレステロールに関しては何を意味しているのかはよくわかりません。

口内炎は不思議ですよね。なぜ、ポツンと一か所に出現するのか、どのようなタイミングで出てくるのか。この研究ではインスリン抵抗性と関連があるということなのですが、高血糖による炎症なのか、免疫力低下なのか?口内炎とインスリンのシグナル伝達が何らかの関係があるのかもしれませんが、詳しいことはわかっていません。

しかし、口内炎に悩まされている方は、糖質制限をやってみる価値はあるかもしれませんね。

糖質過剰症候群

「Elevated insulin resistance in patients with recurrent aphthous stomatitis」

「再発性口内炎患者のインスリン抵抗性の上昇」(原文はここ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. マルコ より:

    口内炎はビタミンB群(1と2)の不足によって悪化すると何かで読んだことがありました。糖質過剰摂取によってビタミンBがその代謝に使われて、悪化すると思っていました。実際私の妻は、ビールと煎餅が大好きで頻繁に口内炎ができています。

    • Dr.Shimizu より:

      マルコさん、コメントありがとうございます。

      ビタミンB1、2に本当に科学的根拠はあるのでしょうかね?ビタミンB群商品を売っている企業による根拠の薄い説明かもしれません。
      もしビタミンB1、2が不足すると起こるとしても、なぜ口内に一点だけ炎症を起こすのか?ステロイドの軟膏でビタミンは補給されないのに改善するのはなぜなのか?
      論文としてはビタミンB12が良い、とかビタミンDが不足しているとか、色々あるようですが、実際のところはよくわかりません。
      結構身近な病気なのに、あまりわかっていないのが口内炎ではないかと思います。不思議です。

      • マルコ より:

        清水先生、コメントありがとうございました。私は糖質制限6年目ですが、口内炎は本当にできなくなりました。口内炎以外でも唇を噛んでしまったりしても、直ぐに治るようになりました。小さな切り傷でも同様です。糖質制限で健康状態が良いからですかね?

  2. みみ より:

    口内炎、不思議ですねえ!
    私も以前はしょっちゅう口内炎ができていました。一度に数カ所なんて当たり前、水を口にするのすら恐怖でした。
    よく、野菜が足りないんじゃない?ビタミン不足じゃない?などと周りから言われていましたが…??

    ところが、私も糖質制限をしてからなんと、あれほど悩まされていた口内炎が一度も出来ていません。
    食事をしている時に噛んでしまった部分が口内炎のようになることもありましたが、あっという間に治ってしまうし…

    私の口内炎には、糖質制限がテキメンだったみたいで嬉しい限りですね。
    風邪もひかなくなりましたし、良い事がたくさんありますね。

    • Dr.Shimizu より:

      みみさん、コメントありがとうございます。

      本当に口内炎出来なくなりました。また、おっしゃるように噛んでしまってもすぐに治りますね。
      さらに口の中を嚙むことすら少なくなりました。口の余計な脂肪が減ったからでしょうかね。