妊娠糖尿病に人工甘味料は全く有益ではないかも?

妊娠糖尿病になった場合、当然糖質を制限しなければなりませんが、通常の糖質に代えて、人工甘味料を使った飲み物を飲んでも、全く有益にならないという研究が発表されました。(原文はここ

「Maternal consumption of artificially sweetened beverages during pregnancy, and offspring growth through 7 years of age: a prospective cohort study」

「妊娠中の人工甘味飲料の妊産婦消費、および7歳までの子どもの成長:前向きコホート研究」

要約

背景:人工甘味料はカロリーのある甘味料の代わりとして広く使われている。妊娠中の人工甘味飲料の消費がその子供の肥満リスクに与える長期的影響に関するデータは不足している。妊娠中の糖尿病女性の高リスク子供のうち、妊娠中の人工甘味飲料および砂糖甘味飲料の摂取量を7歳までの子どもの成長と関連づけて調査した。

方法:デンマーク国民出生コホートからの母親918人の前向き研究で、妊娠中の食物頻度アンケートによって母親の食事摂取を評価した。出生、5および12ヶ月および7年間の体重および身長および身長を用いて、生まれた子供の体格指数zスコア(BMIZ)および過体重/肥満状態を導き出した。

結果:約半数の女性が妊娠中に人工甘味飲料を摂取し、9%が毎日摂取したと報告していた。全く人工甘味飲料を摂取していない人と比較して、妊娠中の日々の人工甘味飲料の摂取量は、子どもの出生時体重が高いことと積極的に関連しており、そのリスクは57%高かった。7歳で、人工甘味飲料を毎日飲んだ母親から生まれた子どもは、太り過ぎまたは肥満になる可能性のほぼ2倍だった。妊娠中に甘味飲料に代えて水を代用した女性は、7歳時に17%子供の肥満リスクを減少させた。人工甘味飲料と砂糖甘味飲料のリスクの差はほとんどなかった。

結論:本研究の結果は、子宮内での人口甘味飲料に曝露されることと出生時の大きさの間の積極的な関連性と、7年間の過体重/肥満のリスクの高さとを示している。

妊娠糖尿病では血糖値を上げないとされる人工甘味料を使っても、母体に対しては今回の研究ではわかりませんが、生まれてくる子供に何の利益もないことがわかりました。

やはり、人工甘味料はアウトでしょう。

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