浜松市に見るワクチンの有効性の疑問

新型コロナウイルス感染に関して、浜松市はこれまで、非常に詳細なデータを公表してきました。(データはここより)

国が一部のデータを取るのをやめたので、今後はこのようなデータが出てこなくなります。負担軽減というよりはデータを隠す目的なのかもしれません。

まずは、年代別ワクチン接種状況(8月25日時点)です。

年代 1回目 2回目 3回目 4回目
90歳以上 89.5% 88.3% 77.2% 46.6%
80歳代 93.5% 93.0% 87.3% 59.1%
70歳代 93.7% 93.5% 89.6% 60.2%
60歳代 91.2% 91.1% 85.2% 38.4%
50歳代 88.2% 88.0% 74.9% 7.9%
40歳代 85.2% 84.9% 63.6% 4.7%
30歳代 80.7% 80.2% 55.2% 3.2%
20歳代 78.7% 78.1% 53.0% 2.4%
10歳代 65.0% 63.8% 30.0% 0.1%
5~9歳 13.5% 12.0% 0.0% 0.0%
合計 82.5% 82.1% 66.1% 21.4%

接種対象者に対する接種人数の割合となります。

次は、令和4年1月1日~令和4年8月24日の陽性者のうち、ワクチン接種の状況や陽性判明時点の症状が確認できた81,174件についての分析です。

未接種 1回接種 2回接種 3回接種 4回接種
接種回数別人数 125,413人 4,542人 137,341人 354,548人 166,253人
無症状 2,532人 2.02% 52人 1.14% 1,842人 1.34% 1,622人 0.46% 137人 0.08%
軽症 23,547人 18.78% 596人 13.12% 25,965人 18.91% 22,416人 6.32% 1,893人 1.14%
中等症 144人 0.11% 5人 0.11% 130人 0.09% 213人 0.06% 71人 0.04%
重症 5人 0.00% 0人 0.00% 2人 0.00% 2人 0.00% 0人 0.00%
感染者計 26,228人 20.91% 653人 14.38% 27,939人 20.34% 24,253人 6.84% 2,101人 1.26%

およそ8か月間で重症化した人はほとんどいないことがわかります。合計で9人です。しかし、死亡者はもっと多く報告されています。コロナが死因ではないことがよくわかります。

 

症状 無症状 軽症 中等症 重症
接種回数 未接種 1回済 2回済 3回済 4回済 未接種 1回済 2回済 3回済 4回済 未接種 1回済 2回済 3回済 4回済 未接種 1回済 2回済 3回済 4回済
10歳未満 1,500 11 31 1 0 10,792 74 294 13 0 19 0 0 0 0 1 0 0 12,736
10歳代 441 11 357 69 0 5,130 189 5,618 1,183 2 2 0 5 2 0 0 0 0 13,009
20歳代 134 9 293 196 8 2,249 117 5,144 3,482 63 7 0 2 8 0 0 0 0 11,712
30歳代 149 7 308 259 2 2,172 81 5,572 4,113 85 9 0 8 5 0 1 1 0 12,772
40歳代 111 3 321 300 9 1,540 80 5,054 5,020 120 10 0 17 7 0 0 0 0 12,592
50歳代 74 1 182 202 6 828 31 2,461 3,816 139 10 0 9 8 0 0 0 0 7,767
60歳代 30 2 122 180 31 359 8 934 2,345 475 10 2 8 14 3 0 0 0 4,523
70歳代 34 4 118 171 45 219 4 487 1,391 529 26 3 20 51 21 1 0 1 3,125
80歳以上 59 4 110 244 36 258 12 401 1,053 480 51 0 61 118 47 2 1 1 2,938
不明 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2,532 52 1,842 1,622 137 23,547 596 25,965 22,416 1,893 144 5 130 213 71 5 0 2 2 0 81,174

未接種だから重症化するということもなさそうです。ワクチンが重症化予防に効果があるのかは疑問です。

下の図は直近の感染者の状況(8月19日~8月24日)です。

 

~9歳 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代~
新規感染者数 878 1,079 1,375 1,149 1,247 909 486 349 282 7,754
不明 59 72 104 82 92 69 28 32 20 558
未接種 774 343 251 213 176 120 44 35 44 2,000
1回接種 10 19 10 8 9 3 1 0 2 62
2回接種 34 389 413 334 305 137 41 13 9 1,675
3回接種 1 255 572 478 624 533 242 121 78 2,904
4回接種 0 1 25 34 41 47 130 148 129 555

70代と80代では最も感染が多いのは4回目接種です。3回目と4回目を合わせると、70代で77%、80代で73%にもなります。60代でも3回目4回目接種で77%です。30代から50代でも最も感染が多いのは3回接種です。現在のオミクロンBA5には3回目4回目のワクチンがあまりにも効果が乏しいと思わざるを得ません。

逆に、プレプリントですが、ドイツから非常に気になる、興味深い研究が報告されました。

新型コロナウイルスワクチンのmRNAワクチン接種を反復して接種すると、IgG抗体の中で、IgG4という免疫を抑制する抗体が増加してきているというものです。IgG4は繰り返し曝露され、炎症反応を起こす必要のないものに対して作用するのです。ワクチンを頻繁に接種すると、異物ではないと判断してしまうかもしれないのです。せっかくの抗体ができても抑制的な抗体であれば、免疫寛容、つまりウイルスが入ってきたときに感染しやすくなったり、排除しにくくなったりする可能性があります。今回の研究ではIgG4の増加は2回目接種してしばらくして増えはじめ、3回目接種後に大きな増加が起きています。(図は原文より)

ワクチンが効果が無いばかりか、余計に感染しやすくなるかもしれません。現在起きている感染状況を見ればこの研究の結果も納得できます。IgG4が増加するとすると他にも気になることがあります。「IgG4関連疾患」というものがあります。IgG4関連疾患がワクチンで起きるかどうかは不明ですが、IgG4が大きく増加することは様々な症状を起こす可能性も否定できないのではないでしょうか?その一部がもしかしたらワクチン後遺症なのかもしれません。大動脈をはじめ動脈周囲に炎症を起こすことも非常に気になります。ワクチン後の死因に血管系の疾患名が多いのも関連しているかもしれません。

まだまだ免疫についてはわからないことも多いし、ワクチンがどのような影響を与えるかちゃんとはわかっていません。ギャンブルでワクチン接種をするほど、今の新型コロナウイルスは強毒性ではなく、普通の風邪を起こすウイルスにすぎません。

感染の専門家はワクチンの専門家とイコールではないでしょう。感染の専門家は様々な情報を、当然持っています。それにもかかわらず3回目4回目の接種を推奨しているのは、心理的な一貫性の原理が働いて、一度決めたことは修正しずらいのかもしれませんし、ただ単にお金の問題かもしれません。

2回目まで何ともなかったから、3回目の何ともないとは言えません。3回目も何ともなかったから、4回目の何ともないとは言えません。実際に上の研究では2回目までと3回目では違う免疫の反応が起きています。

このワクチンが自分自身に本当に利益になるかどうかをよく考えて接種するかどうかを判断してください。

 

「Class switch towards non-inflammatory IgG isotypes after repeated SARS-CoV-2 mRNA vaccination」

「SARS-CoV-2 mRNAワクチン接種を繰り返した後、非炎症性IgGアイソタイプへのクラススイッチ」(原文はここ

2 thoughts on “浜松市に見るワクチンの有効性の疑問

  1. 「このワクチンが自分自身に本当に利益になるかどうかをよく考えて接種するかどうかを判断してください。」
    という当り前のことが通用しなくなる場合もある現状。
    より健全な方向に進むよう政治の力を発揮して欲しいです。

    1. 鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。

      カ〇ト〇団とズブズブの政治に期待はできません。

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