ワクチンの後遺症、副作用にどの学会も沈黙しているのはなぜなんだろう?

新型コロナウイルスのワクチンは、様々な後遺症、副作用をもたらし、ワクチン接種後に死亡した遺族の会も結成されました。遺族会の記者会見は、名古屋のCBCテレビが報道(ここ参照)しましたが、全国区のマスコミは全くダンマリです。(記者会見の動画は1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 ノーカット版)この記者会見をマスコミがニュースで流さないことがどんなことなのか、みなさんもわかるでしょう。我々の健康は如何に軽視されているか。ほとんどの人にとって重要度がゼロに近いスポーツニュースはしっかり時間をとって放送し、新聞紙面もスポーツ面はしっかり確保されているのに、このような重要な記者会見は無視ですよ。この異常っぷりに何も思わない方が変でしょう。

記者会見で語られている「ロット番号が同じ人に複数人の死者が出ている」というのは、本当にロシアンルーレット状態です。本当に何かの人体実験をされているとしか思えません。

その一方でワクチン接種の間隔が3か月に短縮されました。(ここ参照)3か月ごとに打たなければならないワクチンって何なんでしょう?おかしいと思わない方がおかしいでしょう。

ワクチンの後遺症はずっと野放しにされてきました。しかし、やっと厚労省は調査しようという姿勢を見せています。(ここ参照)遅すぎますが、迅速に始めてほしいものです。ただ、その前に調査しなければならないワクチン接種をまずは中止すべきです。被害が広がります。小さな子供、若者たちへの接種はもちろん直ちにやめるべきです。

今年の夏に行われた、日本小児循環器学会でもいくつもの学会発表がありました。私がパッと調べただけでも日本全国から小児の心筋炎の報告がありました。多くは軽症ですが、本当に軽症と呼べるのか、急性期を超えても心臓に異常所見を認める患者もいました。

・冠攣縮性狭心症で発症したCOVID-19ワクチン後心筋炎の1例
(九州大学病院 医学部 小児科)

・COVID-19ワクチン接種後心筋炎に心臓MRIを施行した小児3例
(聖マリアンナ医科大学 小児科)

・当院で経験したCOVID-19 mRNAワクチン接種後心筋・心膜炎5例のまとめー過去の心筋・心膜炎、冠攣縮性狭心症症例と比較してー
(岡崎市民病院 小児科)

・COVID-19ワクチン接種後の急性心膜心筋炎の一女児例
(1.加古川中央市民病院 小児科)

・新型コロナウイルスワクチン接種後の心外膜炎2例
(箕面市立病院)

・ SARS-CoV-2ワクチン接種後に急性心筋炎を発症した1例
(群馬県立小児医療センター 循環器科)

つまり、ワクチンで子供たちの体が傷ついていること、もちろん子供だけでなく大人も様々な副作用と思われる深刻な事態が起きていることを医師たちは知っているのです。(その他の学会発表については全国有志医師の会のホームページデータベースにあります)

これだけのことが起きているのに、推奨はすれど、ワクチン中止を求めたり、反対したりする学会は皆無です。何にも反応しません。何のための学会でしょうか?学会として調査すべきです。安全性がわかるまで中止を勧告すべきです。あまりにも無責任です。スポンサー様には逆らえないのでしょうか?

もちろん、学会発表レベルでは論文になっていないので、エビデンスではないという人もいるでしょう。でも、エビデンスなんて別に関係なく、実際に問題が起きているから発表されているのです。他のワクチンでこんなに多数の発表はありません。症例が集まってからでは遅すぎます。それとも症例を集めたい?

すでに論文として発表されているものもエビデンスにならない症例報告レベルですが多数あります。例えば、1型糖尿病です。下記のものはすべて日本人の症例です。

まずは36歳の女性。ワクチン(ファイザー)の初回投与から 3 日後より、喉の渇き、多飲、多尿、動悸、食欲不振、疲労が7 日間続いて、救急を受診しました。ワクチン接種前は健康な女性で、糖尿病、アレルギー、または自己免疫疾患の病歴はありませんでした。自己免疫疾患または糖尿病の家族歴は認められませんでした。また、ケトアシドーシス発症直前の炭酸飲料の飲み過ぎの既往はありませんでした。初診時、高血糖(なんと501mg/dL!)、代謝性アシドーシス(pH 7.177)、ケトン尿が認められ、β-ヒドロキシ酪酸(ケトン体)の血中濃度は2,190 μmol/L、アセト酢酸は5,060 μmol/Lでした。糖尿病性ケトアシドーシスと診断され入院。HbA1cは7.0%と、著しい高血糖に比べて比較的低く、高血糖が急速に発生したことが示唆されました。糖尿病発症直前の発熱、上気道症状、関節痛、腹痛はありませんでした。

日本で劇症型 1 糖尿病と関連しているHLAが見つかりましたが、膵島関連自己抗体は全て陰性でした。グルカゴン負荷試験では、インスリン分泌の減弱が示され血清Cペプチド値は入院14日後に0.13ng/mLまで低下していました。(この論文参照)

他の報告です。(この論文参照)

ワクチンの前は軽度の耐糖能障害のあった73歳女性。1回目のワクチンの3か月前には一度は、上の図のようにHbA1cが7%を超えていましたが、その後自然と低下していました。2回目の接種から4週間後、生活習慣は変わらなかったものの、HbA1c 値が7.3%まで上昇し、3週間後には食欲不振、疲労感、吐き気、嘔吐が見られました。

2回目の接種から8週間後、血液検査でHbA1c値9.3、随時血糖値318mg/dL、血清C-ペプチドは1.80ng/mL、抗GAD抗体レベルは2,000U/mLを超え、インスリン自己抗体レベルは581NU/mL であり、1型糖尿病と診断されました。1 糖尿病と関連しているHLAが確認されました。

もう一つ。(この論文参照)51歳の女性は、モデルナのワクチンの1回目の接種から28日後に、全身疲労、喉の渇き、多尿、多飲となりました。発症から2日後にワクチンの2回目の注射を受け、その後、毎日1~2リットルの砂糖入り炭酸飲料を摂取するとともに、症状が著しく悪化しました。

そして3kgの体重減少に気づき、症状の発症から12日後にかかりつけの医師を受診しました。ワクチンの前までは彼女は血糖異常や糖尿病の病歴がなく健康でした。初回接種45日前の定期健康診断の結果、血糖値は正常で、空腹時血糖90mg/dL、HbA1c5.6%でした。彼女の父親は2型糖尿病でしたが、彼女の家族には自己免疫疾患の患者はいませんでした。初診から2日後(ワクチン1回目接種から6週間後)、かかりつけの医師から高血糖、随時血糖値455mg/dLが指摘されたため、別の病院に紹介されました。

受診時糖尿病性ケトアシドーシスの状態で、検査により、内因性インスリン分泌の枯渇、インスリン自己抗体陽性、および甲状腺ホルモンの正常なレベルでの甲状腺に対する自己免疫が明らかになりました。1 糖尿病と関連しているHLAが見つかりました。

さらにもう一つ。(この論文参照)

安定した気管支喘息の持病を持っていましたが、糖尿病と診断されたことのない45歳の女性。ファイザーワクチンの1回目接種を受け、翌日に微熱があり、3日目には全身倦怠感と喉の渇きがありました。接種6日後から吐き気と腹痛が出現し、翌日かかりつけ医を受診。ワクチン接種の8日後に高血糖、随時血糖値469mg/dL、HbA1c7.2%を認め、総合病院に紹介されました。ワクチン接種以来6kg体重が減少していました。検査では、糖尿病性ケトアシドーシスでした。内因性インスリン分泌の枯渇、膵島関連自己抗体は陰性であり、この人も劇症型1型糖尿病に関連のあるHLAを有していました。

4例ともワクチン接種と1型糖尿病の発症が偶然にも一致しただけでしょうか?もちろんそうとは思えません。全ての症例が女性であることも興味深いですし、遺伝的に感受性のある人では、このワクチンは劇症型 1 型糖尿病の発症の引き金になる可能性があると考えられます。でも、遺伝的にどうかなんて知っている人はいません。

私の外来にもワクチン後遺症と思われる方が何人か受診されています。これまで見たこともない、訳の分からない、説明がつかないような症状の人もいます。

建前として、医師の仕事は患者の健康や命を守る、病気を改善することです。それなのに、これだけの被害者を出しても、いまだにワクチン接種を推奨する医師、何も声明を出さない学会は何を考えているのでしょうか?本音は違うところにあるのでしょうか?これもマッチポンプ…?やっぱりお金?

4 thoughts on “ワクチンの後遺症、副作用にどの学会も沈黙しているのはなぜなんだろう?

    1. 鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。

      HPVワクチンはmRNAワクチンよりはマシでしょうけど、まだ評価は難しいですね。
      いずれにしてもどうして子宮頸がんが増加しているかが重要だと思います。

  1. 、副作用をもたらし、ワクチン接種後に死亡した遺族の会も結成されました。

    健康な若い方が死亡した記事を見ましたが、その方へ保証金は支払わなければなりません。

    1. chiroppapaさん、コメントありがとうございます。

      国はまともに調査していませんから、泣き寝入りになる方が多いでしょう。酷い国です。
      まずは接種中止です。

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