プロ野球選手は本当に一流のアスリートか?

私も野球が好きです。我が日本ハムファイターズは今年絶不調で情けなく、いつもテレビの前でぼやいています。昨年の日本一のチームとは思えない不甲斐なさです。頑張ってほしいですね!

ところで、野球という競技はなぜこんなにも人気があるのか?どうして子供たちも野球をする子供が多いのか?非常に疑問に思ったりします。スポーツはいろいろあるのに、部活動としては高校野球が最もクローズアップされ、NHKで甲子園の全試合を中継します。バスケットの全国大会や、バレーボールの全国大会は全試合中継されますか?なぜ、たかが高校野球なのにこんなに注目するのでしょうか?最近は地方大会からテレビでニュースになってしまいます。野球だけがそんなにすごいスポーツなんでしょうか?プロの世界は、テレビの視聴率や収入などを考えると、人気のあるスポーツが最も大きく扱われるのは理解できますが、なぜ高校生なのに…?

最近すっかり出てこなくなったプロ野球の「スーパースター」を作り上げるため、「清宮くん」に大きな期待をしているのでしょうが、実際にはまだ高校生です。100本以上のホームランを打っているようですが、ほとんどが練習試合です。甲子園で活躍はまだしていません。

しかも、強豪校では3年間ベンチにも入れない子供たちが大勢います。もったいない気がします。彼らの中にはそれなりに良い運動神経を持っている子も大勢いるはずです。その子たちがただ応援するだけの3年間では無駄ではないにしても、何かやりきれない気がします。これがやはり日本的な精神なのでしょう。部活などは定員制にするか、複数チームを作るなどして、少しでも多くの子供が試合に出れるような環境を整備するべきだと思います。定員制にしてその部活入れなかった子が違うスポーツをしたら、才能が開花することだってあるはずです。実にもったいない話だと思いませんか?

さて、野球というスポーツを運動量から考えてみます。ピッチャーは別として、野手を中心に考えると、野手はポジションにもよりますが、守備につくとひたすら自分のところに打球が来るのを待っています。もちろん、守備体型が色々あるので移動はするでしょうが。昨日の日本ハム対ロッテ戦をもとに考えてみると、直接打球がきたのは

ファースト 1回、 セカンド 2回、 サード 2回、 ショート 7回、 ライト 1回、

センター 5回(うち1回はホームランなので打球を追っただけ)、レフト 5回(うち1回はホームラン)

つまり平均すると1試合に自分に打球が飛んでくるのは3~4回程度です。もちろん内野は連係プレーなどがあるでしょうから、少し動きが多くはなりますが、3時間の試合中に3回程度の守備、つまり1時間に1回程度の守備しかありません。

ではバッターではどうでしょう。試合にもよるので一概に言えませんが通常は4回ぐらい打席が回ってきます。ランナーに出ればその後も走ることにありますが、凡退は1塁まで走るだけです。昨日の4番中田は4打数0安打、2三振、2つの外野フライと散々な結果です。つまり外野フライは一生懸命走らないかもしれませんし、三振は全く走りません。ホームベースから1塁までは約27mです。3回ダッシュしても100mにもなりません。

バッターは2回~3回に一度打席に立ちますが、他はお休みです。

どうでしょう?こんなに動かないスポーツは珍しいと思いませんか?恐らく消費するエネルギーはカーリング程度だと考えられます。

また、プロ野球選手にとって体が資本です。それなのにかなりタバコを吸っている選手が多いようです。

減らないプロ野球選手の愛煙家」参照してください。日本ハムの中田も喫煙者のようです。

さらに、先日巨人の山口選手が問題を起こした(「巨人・山口俊、泥酔暴行か 当面は起用自粛…目黒署「被疑者も含めて捜査中」」参照)

ように、シーズン中にも関わらず、泥酔している選手もいます。体のためにお酒を控えるなんていう選手はいるのでしょうか?サッカーの「カズ」を見習ってほしいですね!

しかも巨人の山口選手は大事な大事な商売道具の右手で殴ったのか、右手を負傷してしまっています。

こんな選手が本当に子供たちに夢を与えているのでしょうか?そして、彼らは本当に一流のアスリートなのでしょうか?さらに、彼らの体型は一流のアスリートの体型なのでしょうか?次の機会にはこの体型について書きたいと思います。

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