ファイザー新型コロナワクチンの新たな文書 妊娠中と授乳中の有害事象

最近になってファイザーの新型コロナウイルスのワクチンに関する新たな文書が公開されました。今回は妊娠中と授乳中の有害事象についてです。(ファイザーの新しい文書はここ

文書の1つは2021年4月のもので、ワクチンの開発時から2021年2月28日までにファイザーの安全性に関するデータベースへ報告された妊娠および授乳のケースの累積的なレビューと要約です。治験で得られたデータではなく、実際に一般市民に対して接種された人について報告されたケースです。このころはまだ妊婦さんにワクチン接種が推奨されていない時期です。だから、その推奨に反してワクチンを接種したか、妊娠を知らずにワクチン接種をしたかのどちらかです。

もちろん、その間に何人に、何回摂取が行われたかは不明です。

ファイザー安全性データベースの検索により2021年2月28日までに、673例が確認され、これらのうち458件は妊娠中の母親または胎児へのワクチンへの曝露、215 件は授乳中の曝露でした。

 

母親または胎児への曝露を伴う458例のうち、210例では関連する有害事象は報告されていません。残りの248例のうち53例は自然流産で、全体のおよそ12%です。そのうち14件は、4例は新型コロナ陽性で、その他子宮内膜症、以前の自然流産、多嚢胞性卵巣、月経不順などの病歴があるため、レビューから除外されました。残りの39例を見てみましょう。

ほとんどの自然流産はワクチン接種から数日または数週間後に発生しました。流産の発生率自体はワクチン接種で大きく増加したものではないかもしれませんが、多くはワクチン接種後の短い期間起きているのです。

早産は6例です。

少なくとも早産のうち2例は死亡しています。しかも「tranceplacental」「経胎盤」と書いてあります。つまりファイザーは新型コロナワクチンは胎盤移行性があると認めているのです。それでも国も日本産婦人科学会もワクチンを推奨です。

授乳による曝露を報告した215例のうち、174例では「母乳による曝露」以外に有害事象は記録されていませんでした。しかし、残りの41例のイベントには様々なものがありました。乳児に起きた6例の状態は以下のようです。

・嘔吐の病歴のある⽣後15か⽉の乳児が、⺟乳育児中に⽪膚の剥離と乳児の過敏症を経験しました (潜伏期間は 7 ⽇未満)。イベント「⽪膚剥離」の結果は回復せず、イベント「乳児過敏症」の結果は不明でした。因果関係は医師から報告されていません。
・髄膜炎菌ワクチンの病歴があり、アレルギー、喘息、湿疹、またはアナフィラキシーの病歴がない⽣後9か⽉の乳児は、授乳による暴露の翌⽇に発疹と蕁⿇疹を経験しました。イベントの結果は「回復」し、2⽇⽬以降はイベントは発⽣しませんでした。因果関係の評価は提供されませんでした。
・⺟親がワクチン接種を受けた翌⽇、⾚ちゃんが授乳後に発疹を発症しました。報告の時点で、イベントは「回復」していません。因果関係の評価は提供されませんでした。
・⽣後8か⽉の乳児が、⺟親がワクチン接種を受けた翌⽇に⾎管性浮腫を発症しました。この事象は保健当局によって重⼤ではないと⾒なされており、報告時の結果は不明でした。因果関係は提供されませんでした。
・⺟乳を介した暴露後に「病気」を報告した2例がありました。最初のケースでは、⽣後6か⽉の乳児が⺟親のワクチン接種の2⽇後に詳細不明の病気を発症しました。結果は回復し、因果関係の評価は提供されませんでした。2番⽬のケースである⽣後3か⽉の乳児は、詳細不明の病気を発症し、⺟乳を介した暴露後6⽇間の⼊院が必要でした (潜伏期間は 7 ⽇以上)。イベントの結果は「回復中」と報告され、因果関係の評価は提供されませんでした。

それ以外にも非常に気になる症状が表に載っていました。「顔面麻痺」「眼瞼下垂」「リンパ節腫脹」「かすみ目」「無気力」「発声障害」など。

授乳による曝露でも、様々な症状を発症しています。偶然ということももちろん考えられますが、以前の記事「新型コロナウイルスワクチンのmRNAは母乳中に認められる」に書いたように、微量でありながらも45%の母乳にワクチンが検出されているという報告もあります。

この後、妊婦にもワクチン接種が積極的に推奨されました。妊娠中の接種が安全かどうかなんてこの時点では評価ができていません。しかし、なぜか推奨されました。

そして、世界中で出生率の低下が起きています。まずは新型コロナワクチン接種の即時中止を。

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