5月17日に洞爺湖マラソンがありました。私はフルマラソンにエントリーしていましたが、レースの前日にぎっくり腰になりました。ぎっくり腰は背骨の骨の関節、椎間関節に痛みがあるのと、背骨の周りの筋肉がバンバンに張って痛みがあります。立ち上がる時に腰に痛みが走り、歩行は前かがみでないと歩けません。
とりあえず湿布と痛み止めを使用し、こんな時筋肉を和らげるために大活躍する「芍薬甘草湯」をガンガン使おうと思ったのですが、そういう時に限って手元に「芍薬甘草湯」が1包しかありません。この1包は次の日のレース後に使う大事な1包なので今使うわけにはいかないと思い、泣く泣くあきらめました。しかし、椎間関節の痛みに大活躍する「治打撲一方」は手元にいっぱいあったので、それをレースまで飲み続けました。
レースの日の朝、まだ痛みが残っていますが、せっかくこの日のために練習してきたのでキャンセルはしたくありませんでした。脳に命令し、痛みをコントロールし、レースに出場しました。
やればできるもんです。自己ベスト更新! 今までで最高の走りができました。実は走る姿勢というのはやや前傾の姿勢なので腰に重心がかかりません。まっすぐ立っている姿勢や歩行の姿勢の方が腰にとっては負担になります。
そこで、結論。ぎっくり腰でもフルマラソンは完走できる! しかも自己ベストだって狙える!
(あまり、おすすめはしませんが…)