いまだに日本では国も学会や専門家も新型コロナウイルスのワクチン接種を推奨し続けています。何の検証もありません。さすがに多くの国民は気付いているのか、現在の接種率は低いでしょう。しかし、このワクチンで傷ついて、いまだに苦しんでいる人もいるでしょう。そして、失われた命が多く存在するでしょう。
イギリスのデータでは、2021年4月から2023年5月末までの超過死亡は、その前の5年平均を129,801人上回ったそうです。EU全体でも同様で、超過死亡者数は2022年に328,047人、2021年に305,301人でした。
日本では新型コロナワクチン接種が開始してから、ずっと超過死亡の大きな増加が起きていることは多くの人はご存じでしょう。そして、2025年1月になっても非常に多くの人が亡くなってしまっています。(「新型コロナワクチン接種後およそ2年後でも体内に存在する猛毒のスパイクタンパク」など参照)通常では、もし何らかの要因で超過死亡が増加しても、すぐに元に戻るはずです。
新型コロナワクチンが本当に効果があれば、新型コロナ死は激減するでしょうし、感染や重症化が予防できれば、感染に伴う様々な健康に対する影響を抑制できるので、もしかしたら新型コロナ以外の死亡も減らせた可能性が十分にあります。しかし、現実には正反対でした。
今回の研究では、イギリスの国家統計局(ONS)のデータを分析したものです。2021年4月から2023年5月までのデータを、年齢層とワクチン接種状況別に遡及的に分析し、全原因死亡率と新型コロナ以外の死亡率を、未接種グループに対して計算しました。まずは年齢別の全原因死亡リスクを新型コロナワクチン接種回数別に見てみましょう。(図は原文より)
上の図は18~39歳の全原因死亡リスクです。黄色が1回接種、オレンジが2回接種、赤が3回接種で、横軸は時間の経過を示しています。大きな図はワクチン接種後21日以上経過したものです。右上が接種後21日未満、右下は4回目の接種の21日未満(紫の●)と21日以上(紫の■)のグラフです。
1回目のワクチン接種後21日未満では、未接種者よりもリスクが低い状態ですが、最後で急激にリスク増加が3.88倍にまで増加し、21日以上では、ほとんどの期間、未接種者よりも死亡リスクが高い状態が続いています。2回目接種後でも21日以上たったすぐのときは死亡リスクが高くなっています。その後はずっと落ち着き、3回目では死亡リスクが低くなっています。
しかし、4回目の接種後は酷い状況です。接種後すぐに死亡リスクは9.81倍になり、その1か月後でも8.31倍です。21日後以降はずっと死亡リスクが高い状態が持続し、最高で16.48倍でした。死ななくて良い人たちがいっぱい死んでしまったのでしょう。
上の図は40~49歳の全原因死亡リスクです。39歳までのグループと同様です。1回目の21日以降は死亡リスクが高い状態です。そして、4回目接種後は4~5倍の死亡リスクの期間が何か月も続いています。
上の図は50~59歳です。大きな図に4回目接種21日後からのグラフが入っています。やはり1回目の21日後以降では死亡リスクは高まり、4回目でも大きな死亡リスク増加が認められます。
上の図は60~69歳です。これまでと同様ですが、1回目の21日以降の死亡リスク増加が2カ月間3倍以上になっています。また、2回目接種以降でも時間をおいてリスク増加が起きています。
70~79歳の全原因死亡リスクを見てみると、さらに1回目以降の大きな死亡リスク増加が起きています。最大5.56倍です。脆弱な世代への悪影響は甚大だったようです。2回目、3回目以降でも時間が経つとリスク増加が起きています。逆に4回目接種による影響は少なくなっています。また、21日未満でも終わりころにはリスクが増加しています。
80~89歳も脆弱な世代なので、1回目以降で最大4.78倍の死亡リスク増加が起きています。それ以外は70代グループと同様の傾向が認められます。21日未満でもやはりリスクが増加起きています。
90歳以上では1回目の早い段階から全原因死亡リスクは増加し、2回目、3回目の接種後時間が経ってから死亡リスクが増加しています。
では、コロナ以外の死亡リスクを見てみましょう。
まずは上の図は18~39歳です。全死亡原因とほとんど同様です。1回目接種して21日前後から大きな死亡リスク増加があります。1回目のほとんどの期間リスク増加が認められ、2回目3回目では落ち着いています。しかしやはり4回目ではものすごいリスク増加で、最大は16.72倍です。
40代でも同様です。
50代でも同様です。
60代でも同様です。
70代でも同様です。
80代でも同様です。
もちろん90歳以上でも同様です。
2021年4月から2023年5月までの期間、ワクチン接種を1回または2回受けた人は、未接種者と比較して、全原因死亡およびコロナ以外の死亡リスクが大幅に高いことが 示されています。特に、1回目の接種を受けた人は、全原因死亡およびコロナ以外の死亡は、ほぼ全期間を通じて相対リスクが1より有意に高いことが示されています。恐らくその期間で生き残った若い世代では、2回目、3回目のダメージは少なかったのでしょう。
しかし、2回目の接種を受けた60歳から90歳以上の人では、全原因死亡およびコロナ以外の死亡リスクは、期間の最後の約3分の2を通じて、ワクチン接種を受けていない人よりも有意に高くなりました。
4回目の接種は逆に若い世代に大きな死亡リスク増加をもたらしています。
やっとこのような論文が出てくるようになりました。かなり検閲が弱まってきているようです。
なぜこれほどまでに、ワクチン未接種者よりも死亡リスクが増加するのか、国もワクチン接種を推奨している学会や専門家も説明をすべきです。
日本は恐らくデータを取っていないでしょう。人類に初めて使用する、安全かどうかもわからないワクチンに対する姿勢としては最悪です。現在の日本の超過死亡増加の原因として、このワクチンが筆頭に来ることは避けられません。他に何がありますか?
「All-cause mortality according to COVID-19 vaccination status: An analysis of the UK office for National statistics public data」
「COVID-19ワクチン接種状況による全死亡率:英国国家統計局の公開データの分析」(原文はここ)
新型コロナワクチン開発者もノーベル賞授与
されていましたが、
医療は患者に害をもたらしかねない
「諸刃の刃」なのかもしれませんね。
(害だけの「片刃のヤイバ」でないことを願います」)
鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。
ノーベル賞はかなり怪しい賞ですからね。
お金でどうにでもなるのでしょう。