コメントをいただきました。 テーマとは関係ない質問で申し訳ございません。 https://bibgraph.hpcr.jp/abst/pubmed/20942846 とありますが、結局、HbA1Cは鉄欠乏性貧血があると、
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赤血球の形状の変化と病気 その3
「その1」「その2」では赤血球の形状が高血糖や鉄によって変化することを書きました。糖尿病での赤血球の形状の変化は血管の合併症をもたらすと考えられ、鉄イオンが非酵素的血液凝固を活性化し、走査型電子顕微鏡(SEM)で実証可能
赤血球の形状の変化と病気 その2
前回の「その1」では、健康な赤血球と糖尿病の赤血球ではその形状が明らかに違っていることを書きました。通常凝固系が活性化されると、トロンビンというものが生じます。このトロンビンがフィブリノーゲンをフィブリンにして、血液が凝
世にも恐ろしい赤ちゃんの鉄ましまし人体実験 その2
以前の記事「世にも恐ろしい赤ちゃんの鉄ましまし人体実験 その1」では、赤ちゃんに鉄の補給をしたところ成長が悪くなるという人体実験について書きました。どこの国でもこのような赤ちゃんに対する人体実験は行われているようです。今
世にも恐ろしい赤ちゃんの鉄ましまし人体実験 その1
鉄欠乏は世界中で問題になっていることは確かです。特に成長段階では鉄が十分に必要かもしれません。しかし、私たちは鉄の機能、役割、代謝について全て知っているわけではありません。その中で、ものすごく恐ろしい人体実験が行われまし
フェリチンとアルコール
少し前の夏井先生のホームページで次のような記事がありました。(記事はここ) 「エタノールは少量でも体に悪いのは当たり前です。エタノールの分解に肝臓が総動員体制になるのが何よりの証拠です。つまり,果糖と同じくらい体に悪い物
アメリカ人のフェリチン値は?
アメリカでは小麦をはじめ様々な食品に鉄が添加されています。ということは、さぞかしアメリカ人のフェリチン値は高いと想像できると思います。女性なら100以上がほとんど、男性なら200や300は当たり前、と思っていませんか?
糖質と鉄のただならぬ関係 その3 安全神話は本当か?
前回の記事「糖質と鉄のただならぬ関係 その1」「その2」では、鉄と糖尿病の関連の仮説を述べました。そこで、最後に疑問が残りました。それは鉄は人体の中で安全に取り扱われていると考える安全神話についてです。 まずは「鉄は吸収
糖質と鉄のただならぬ関係 その2
前回の記事「糖質と鉄のただならぬ関係 その1」では、すい臓のβ細胞がインスリンだけではなく、鉄を制御しているホルモンも同時に分泌していることを書きました。今回はその続きです。 すい臓という臓器の構造やメカニズム、代謝など