以前の記事「糖質制限VS脂質制限 その1」の続きです。14日間糖質制限をした場合と脂質制限をした場合でどのように違うか分析した研究です。(図は原文より) 上の図は様々なパラメーターの変化です。空腹時血糖やインスリンは糖質
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血液がドロドロってなんだろう? その4 血糖値
血液のドロドロについて、これまで「その1」「その2」「その3」で書いてきました。今回は血糖値との関係です。 一般的に糖尿病の人では血液粘度が高いことがわかっています。その原因のすべてはまだわかっていないでしょうが、1つは
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)1時間値と脂肪肝
以前の記事「経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値」では、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値が155以上であれば、糖尿病に進行してしまう危険性が非常に高くなることを書きました。同様に、1時間値が高いことは非ア
機能性低血糖に気づきましょう
糖尿病がなく、普段の健康診断でも問題ない人では、時折起こる低血糖症状は問題ではなく、健康な人とみなされているかもしれません。というよりも、不快な症状が低血糖症状であることに本人も医師も気づいていないかもしれません。 機能
血糖値スパイクは認知症のリスクを増加させる
血糖値スパイクの有無を知りたい場合、フリースタイルリブレのように持続的なグルコース値を測定できるのは理想ですが、それができない場合、血糖値スパイクを起こしていることを推測することが可能です。1.5-AGというものの測定で
血糖値スパイクは人それぞれ
血糖値スパイク(グルコーススパイク)は非常に個人差が大きいので、糖質をどれくらい摂ったらどれくらいのスパイクが起きるかは予想できません。 例えば上の図で、Eは赤い線がグルコース、緑の線がパンを食べたときの血糖値の変動を表
GLP-1はセカンドミール効果に関連しているか?
以前の記事「血糖値スパイクを抑えるセカンドミール効果は本当か?」では、2型糖尿病において食物繊維にセカンドミール効果は期待できないことを書きました。大学の教授の説明によると、セカンドミール効果のメカニズムは、腸内細菌は水
血糖値スパイクを抑えるセカンドミール効果は本当か?
先日、あるネットの記事についてコメントを頂きました。内容はセカンドミール効果と言われるものについてです。 その記事のオリジナルはここです。「昼食後の血糖値スパイクを抑えるには朝食から対策!この食品を食べると良い」 記事の
経口ブドウ糖負荷後2時間血糖値は役に立たない
糖尿病の診断には空腹時血糖値と経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の結果により次にようになります。(図は糖尿病診療ガイドライン2016より) 空腹時血糖値が正常であり、ブドウ糖負荷後の2時間血糖値が140未満なら、糖尿病では