肥満治療のいわゆる専門家はどのような治療を行っているのでしょうか?恐らく想像がつく通り、エネルギー(カロリー)制限と運動でしょう。GLP-1受容体作動薬の体重減少効果が話題になっていますが、日本では糖尿病治療薬であり、肥
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糖質制限
非空腹時の中性脂肪値と心血管イベントのリスク
通常、食事をすると中性脂肪値がある程度長い時間上昇します。血液検査で中性脂肪値を測定する場合は空腹時が推奨されています。しかし、以前の記事「非空腹時中性脂肪と虚血性脳卒中のリスク」「非空腹時の中性脂肪値とLDLコレステロ
BMIが正常でも内臓脂肪は非常に多い
体重、BMIが正常であっても内臓脂肪が問題ないかどうかはわかりません。体重は正常でもポッコリお腹の人はかなり多くいると思います。 今回の研究では、同じアジア人、中国の健康な男性902人と女性885人(平均年齢45.3歳、
脂肪、糖、塩分を便を通じて排出する健康食品?
世の中変な健康食品、サプリがいっぱいありますね。ちっちゃな効果を大きく取り上げて、あたかもすごい効果があるように見せかけているのが共通しています。(「製薬会社の変なサプリ」など参照) 「トリプルバリア」という商品をみなさ
空腹時血糖値の変動はがんの死亡率を増加させる
血糖値の変動は様々なリスク因子です。これは食後の血糖値スパイクだけではなく、空腹時血糖値の変動も良くないようです。 空腹時血糖は2型糖尿病の状況にもよりますが、糖質制限をすれば安定すると思います。しかし、普通に糖質過剰摂
糖質の制限をすればするほど効果が高い
糖質制限と言っても世の中ではゆるゆるの制限もあれば、ケトン食のような制限もあります。やらないよりはやった方が良いですが、どの程度制限すればどの程度の効果が得られるのでしょう。 今回の研究は、4,291人の2型糖尿病患者を
空腹感と食後の血糖値変動
先日「お昼、お腹いっぱい食べたのにもうお腹空いちゃった」という会話が聞こえてきました。多くの人はいっぱい食べるとしばらくは空腹感が起こらないと思っているかもしれません。もちろん、その量が非常に多ければ、消化に時間がかかっ
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)前の炭水化物(糖質)摂取量
いまだに世の中では糖質過剰摂取が普通の食事です。一方、糖尿病の診断に行うOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)は糖質過剰摂取が前提の検査です。だから、糖質制限をしている人が急にこの検査を受けると恐らく多くの人が糖尿病と診断され
高齢者の総コレステロールと死亡リスク
今日の夏井先生の記事に紹介されていたギャグ漫画「名古屋以外全部壊滅」は名古屋出身の私にとっては最高でした。 「キットカットカットカントカンカッタノニナンデカットカンカッタン?」 「オミャーガキットカットカットカントカンテ