糖質は依存物質です。以前の記事「私、以前は糖質依存症でした」で書いたように私も糖質依存でした。もちろん、糖質は違法な物質ではありませんし、国や日本糖尿病学会などの医師たちも糖質摂取を推奨しているため、なかなか糖質の依存や
タグ: 糖質過剰症候群
PPI(プロトンポンプ阻害薬)とすい臓がん
我々人類の体は様々な仕組みがあり、そのメカニズムは非常に複雑であり、現在の段階でわかっていることはごく一部でしょう。薬は進化の過程で獲得してきた複雑なメカニズムを強制的に変化させたり、阻害したりします。それによって体にと
米国退役軍人省と国防総省の脂質異常症ガイドラインはかなり緩くなった
米国退役軍人省と国防総省の脂質異常症ガイドラインが改訂されました。その内容はかなり挑戦的です。そしてかなり緩いものになりました。(そのガイドラインはここ)(図は原文より) 上の図は治療のアルゴリズムです。一次予防のために
内臓脂肪指数(VAI)は、結腸直腸癌の予測因子である
以前の記事「内臓脂肪指数(VAI)を計算してみよう」で書いたように、VAIは様々な心血管、代謝疾患と関連しており、その指数の増加は様々な疾患のリスク増加と関連すると考えられています。 今回の研究では、27,921人の日本
内臓脂肪指数(VAI)を計算してみよう
内臓脂肪指数(Visceral Adiposity Index:VAI)というものがあります。このVAIは様々な心血管、代謝疾患と関連しており、その指数の増加は様々な疾患のリスク増加と関連すると考えられています。 様々な
生理不順の女性は糖質制限をすべき
女性の生理の周期の不順や40日以上の長い周期は65歳未満で死亡する早死のリスクを増加させるかもしれません。 今回の研究では、女性看護師を対象として、青年期(14〜17歳)および成人初期(18〜22歳)、29〜46歳の現在
果糖過剰摂取は衝動的な行動、攻撃性、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などを引き起こす可能性がある
多くの動物は飢餓から自分を守るため、進化に基づく生存するための経路があります。この生存するための経路は、果糖の代謝に起因し、脂肪、肝臓、血液への脂肪の蓄積、インスリン抵抗性の発症、エネルギー消費の減少につながる生物学的経
夜間低血糖にご注意を
先日の記事「機能性低血糖に気づきましょう」では、機能性低血糖について書きましたが、その機能性低血糖についてコメントをいただきました。 昨日の機能性低血糖ですが、 糖質制限を始める前、よく寝汗を掻くことがありました。夜中に
「老化」という便利な言葉
外来の診療を行っているときに、私の患者さんはほとんどがどこかの病院、どこかの科をすでに受診した状態でいらっしゃいます。その患者さんに話を聞くと、その症状の原因について「老化」だと説明された、ということが少なくありません。
血糖値の変動が動脈硬化、プラークを進行させる
飽和脂肪酸について、コメントをいただきました。 はじめまして いつも興味深く拝見させていただいております。 先生のご意見はいつも確証に基づいているのでうなずけます。 質問なのですがサイトに既に掲載してあれば申し訳ありませ