抗肥満薬であるオルリスタット(商品名アライ)が、来年2023年3月より医師の処方箋なしに薬局で買えるようになるようです。 「抗肥満薬」オルリスタット、処方箋なしに薬局で購入可能に…ネット販売は不可 11/28(月) 21
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コレステロールの低い人は死亡率が高いというコレステロールパラドックス
専門家は都合が悪いことは「パラドックス」と言います。その専門家が信じている仮説が正しいとしか思っていないので、それと相反するデータが出てくると受け入れられません。しかし、実際はパラドックスでもなんでもなく、前提の仮説が間
低脂肪食は小さな危険なLDL(sdLDL)を増加させる
心血管疾患を予防するための食事療法として、通常はエネルギー(カロリー)控えめで、脂質の摂取量を減らすことが推奨されます。また一方で、小さな危険なLDLであるsdLDLは心血管疾患との強い関連が認められています。 では、低
食事は食後の中性脂肪やコレステロール値にどのような影響を与えるか?
先日コメントをいただきました。 高血糖は高TGを招きますが、摂取したばかりの糖質がTGスパイクの要因になるのでしょうか? TCに関しては、カイロミクロン中のコレステロールが多少存在しますが、食後に上昇しないという認識でよ
低コレステロールと心理的影響
コレステロールは悪玉であるという洗脳が行き渡り、多くの人がコレステロールは低ければ低いほど良いと思い込まされています。しかし、コレステロールは非常に重要なものであり、脳にとっても必須の物質で、またホルモンの材料となります
糖質制限開始24時間の変化
糖質制限は当然ながら1日とか1週間とか、1か月とか、さらに1年とか短い期間で行うものではなく、ずっと続けるものです。研究は短い期間のものがどうしても多くなります。短い期間の研究で糖質制限の是非を判断することはできませんが
心血管疾患死亡リスクを推定するのにコレステロールは適切?
心血管疾患はいまだにコレステロールのせいにされています。総コレステロールはリスクを推定するために使用されています。コレステロールは本当に危険因子なのでしょうか? 今回の研究は、1995~1997年にノルウェーに住んでいた
冠動脈CTにおける無症候性アテローム性動脈硬化症の程度とスタチンの影響
人間の体は進化の過程で様々なメカニズムが確立してきました。そのメカニズムが狂うを症状や病気を発症しやすくなります。そのメカニズムを狂わせているものの一つは間違った食事です。しかし、もう一つ重要なものがあります。それは薬剤
中性脂肪/HDLコレステロール比と冠動脈心疾患のリスク
多くの人はLDLコレステロールに注目しています。もちろん医師の多くもLDLコレステロールの数値に敏感です。しかし、LDLコレステロールよりももっと重要なものがあります。それは中性脂肪とHDLコレステロールです。 そして、
最近LDLコレステロールからLp(a)およびApoBにシフトしてきている その2
循環器領域の専門家はますます過激になっているようにも見えます。LDL、そのものを毒物扱いをする人まで現れました。 “It’s not really about statins any more, it’s about L