アセトアミノフェンに安価な中国製の混ぜ物

現在、非常に多くのアセトアミノフェンの処方がされております。その薬に届出していない中国製の安価な薬が混ざっていたそうです。中国製だからイコール粗悪品ではありませんが、本当に品質は大丈夫だったのでしょうか?

この会社の国内シェアは8割なので、ほとんどこのアセトアミノフェンを飲んでいた人にはこの中国製の薬が入ったものが処方されていたことになります。

先日記事にしたサプリメントについても、ほとんど中国製です。品質に問題が無ければ本当は良いのですが、私は信用していません。

 

風邪薬成分、安価な中国産で水増し 国内最大手メーカー

6/22(木) 朝日新聞デジタルより

風邪薬成分、安価な中国産で水増し 国内最大手メーカー

 多くの風邪薬で使われている解熱鎮痛剤のアセトアミノフェン(AA)製造で国内最大手の原薬メーカー「山本化学工業」(和歌山市)が、自社で作ったAAに安価な中国製AAを無届けで混ぜて水増しし、製薬会社に出荷していたことがわかった。医薬品医療機器法(薬機法)違反にあたり、厚生労働省が5月に立ち入り調査を実施。指導権限を持つ和歌山県が近く処分する方針だ。

民間調査会社によると、国内でAAを製造しているのは2社で、山本化学が国内シェアの約80%を占めている。AAを仕入れた製薬会社が調合して風邪薬をつくり、病院で渡される薬や市販薬として広く販売している。厚労省の立ち入り後、同社はAAのほか全製品の出荷を自粛している。

関係者によると、山本化学は、米国産の原料などを使い、和歌山市内の工場でAAを製造している。しかし、これとは別に中国で作られた安価なAAを輸入し、自社で作ったAAに混ぜて出荷していたという。費用を節減し、生産量を上げるためとみられる。

山本化学の関係者は「少なくとも数年前から、中国製を1~2割混ぜていた」と話している。

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