認知症のリスクの高い遺伝子を持っていても肉をたくさん食べれば認知機能は低下しない

アポリポタンパク質E(APOE)ε3/ε4の遺伝子を持つ人はアルツハイマー病のリスクが高まるとされています。

今回の研究では、認知症のない高齢者2157人(平均年齢71.2歳、女性62.0%)を対象としています。そのうち、1680人が認知データを有し、569人(26.4%)がAPOEε3/ε4遺伝子型を有していました。追跡調査期間中に、296人が認知症を発症し、690人が認知症を発症せずに死亡しました。

食事摂取量はいつもの食事アンケートなので質は低いですが、肉の摂取量と認知機能について分析しました。(図は原文より)

上の図は、肉の総摂取量を5つのグループに分けたときの、認知機能との関係です。Aは全般的認知機能、Bはエピソード記憶、Cは認知症の発症率です。オレンジはAPOEの中で、アルツハイマーのリスクが高くないものです。黒はリスクの高いAPOEε3/ε4遺伝子の人です。

APOEε3/ε4遺伝子の人では、肉の総摂取量が最大のグループが最も、全般的認知機能およびエピソード記憶が良く、認知症の発症率が低いことがわかります。アルツハイマーのリスクが高くない人でも、肉の総摂取量が最大のグループが最も認知症の発症率が低いですね。

認知症発症のリスクは総肉摂取量が最も多いグループでは、最も少ないグループと比較して、2157人の参加者では0.72倍、APOEε3/ε4群では0.45倍、非APOEε3/ε4群では有意差なしでした。

つまり、認知症リスクが高いと考えられている遺伝子を持つ人では、肉の摂取量が多い場合には、予想される認知機能の低下は起こらない可能性があるのです。

肉をいっぱい食べると健康になれます。身体も脳もどちらにとっても肉が必要なのです。

「Meat Consumption and Cognitive Health by APOE Genotype」

「APOE遺伝子型による肉の摂取量と認知機能の健康状態」(原文はここ

One thought on “認知症のリスクの高い遺伝子を持っていても肉をたくさん食べれば認知機能は低下しない

  1. 玄米粗食の母親はアルツハイマー、
    遺伝でのリスクは有りますが、
    肉食、糖質制限で予防します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です