高齢者は手術後に認知機能障害を起こすリスクが高くなります。その予測因子は何でしょう?当然私が記事にするので、糖質過剰摂取と関連しています。 今回の研究では、60歳以上(平均年齢69.8歳)で全身麻酔下で少なくとも2時間続
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リリカ(プレガバリン)と認知症
リリカは非常に安易に処方されています。末梢の神経障害性の痛みに対して使われるのですが、何でもかんでも痛みがあればNSAIDsの次にリリカを試す医師は多いでしょう。そして、このリリカが適応とされる患者の多くは高齢者です。
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は認知症のリスクを高める
人間の代謝の最初の段階、食べ物を消化吸収すること、そして体の外から体の中に物質を入れるので殺菌することは非常に重要でしょう。それを担っている重要なメカニズムが胃酸分泌です。その胃酸分泌を抑えてしまうPPI(プロトンポンプ
認知的に健康な高齢者でも様々な薬の影響で自動車運転に悪影響がある
高齢者による自動車事故が増加しています。しかし、その原因の一部は医療にもあります。医師が処方する薬には副作用があり、運転のパフォーマンスを低下させる薬もあるからです。ただでさえ認知機能や判断力、瞬発性が低下する年齢で、さ
認知症の新薬レカネマブは本当に大丈夫?
アルツハイマー病の新薬とされるレカネマブ(商品名レケンビ)が厚労省で承認されてしまいました。アルツハイマー病は脳内にアミロイドβという異常なたんぱく質がたまることが原因と考えられていましたが、これは原因ではなく結果でしょ
運動は脳のインスリン感受性を改善させる
運動は健康のためです。そして運動は脳の健康も改善すると思います。 今回の研究では運動により脳のインスリン感受性がどうなるかを調べています。対象は平均年齢31歳(21~59歳)、平均BMI31(27.5~45.5)の太り過
インスリン抵抗性は認知機能低下を招く
認知症の多くは糖質過剰症候群です。アルツハイマー病は3型糖尿病と言われています。 今回の研究では、ベースライン時45~64歳で認知症のない7,148人を対象に、ベースラインとその6年後の認知機能を分析しました。 どのレベ
ポリオール経路は認知症にも関連
アルツハイマー病は3型糖尿病です。糖質過剰症候群です。 今回の研究では、アルツハイマー病9人と対照の9人で死後の脳の状態を比較しました。 平均年齢はどちらの群も70歳です。脳重量の中央値は、アルツハイマー病で1062g、
脳震盪を起こすコンタクトスポーツへの子供の参加は制限すべきかもしれない
いくつもの研究で、脳震盪を起こすようなスポーツをやっていた人の認知症をはじめ、神経変性疾患のリスクが高まると言われています。(「アスリートと神経変性疾患 その1」「その2」「サッカーのヘディング禁止」「元エリートラグビー