大迫傑選手、日本歴代5位の2時間7分19秒で日本人トップの3位!

久々に2時間7分台を見ました。12月3日に行われた福岡国際マラソンで大迫傑選手が日本人トップの2時間7分19秒で3位になりました。前回が2時間10分台だったと思うので、大幅に自己ベスト更新です。

優勝はこれまた久々に見たアフリカ勢以外の選手なんです。ノルウェーのソンドレ・モーエン選手が2時間5分48秒のタイムで優勝。この選手もこれまでのベストが2時間10分台です。アフリカ勢以外でも2時間5分台が出せるのですね。

それにしても、日本の実業団は時代遅れになっているのでしょう。オレゴンで日ごろトレーニングをする、大迫選手が活躍する一方で、普段実業団で練習する選手は上門大祐選手(大塚製薬)が2時間9分27秒で6位、竹ノ内佳樹選手(NTT西日本)が2時間10分1秒の7位です。そして、山の神として箱根駅伝で有名になった神野大地選手は2時間12分50秒。中間地点ですでに脱落という状況でした。初マラソンなので仕方ないですが、駅伝とマラソンは違うスポーツだということですね。

瀬古さんが非常に今回の結果に喜んでいたのですが、彼の仕事は喜ぶことではなく、日本の中で強い選手を育てることです。強くすることが仕事なのに、海外で強くなった選手が活躍して喜んでいては、彼の存在意義はありません。

川内選手も2時間10分台でした。

大迫傑3位!日本歴代5位の好記録でGC出場権獲得

2017年12月3日 日刊スポーツより

<福岡国際マラソン>◇3日◇平和台陸上競技場・香椎折り返し(42・195キロ)

 陸上男子5000メートル日本記録保持者の大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が、国内初マラソンで自己ベストを大幅に更新する、日本歴代5位の2時間7分19秒を記録。日本人トップの3位でゴールし、20年東京五輪のマラソン代表を決めるグランドチャンピオンシップ(GC)出場権を獲得した。優勝は2時間5分47秒のモーエン(26=ノルウェー)。

 大迫は自身2度目のマラソンで、序盤は給水でドリンクを取り損ねるなど経験不足な面も出た。それでも、川内優輝(30=埼玉県庁)、リオデジャネイロ五輪代表の佐々木悟(32=旭化成)ら日本人招待選手が次々に先頭集団から脱落していく中、30キロ過ぎまでトップ争い。その後も大きく離されることなく、粘りの走りを見せた。

 大迫は「自己ベストが出てうれしい。もう少しトップ争いに入れれば良かったんですが、粘れたので良かった。(GC出場権は)自分の走りをすれば付いてくると思っていたので、予定通り。東京五輪についてはまだ具体的に考えていない。目の前のレースに集中したい」と話した。

 6位の上門大祐(大塚製薬)、7位の竹ノ内佳樹(NTT西日本)もそれぞれGC出場権を得た。川内は日本人4位の全体9位で、GC出場権には届かなかった。

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