第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン分析 その3 心拍数とラップタイムとその他

今回のウルトラマラソンの心拍数とラップタイムを調べてみました。すると、意外にも前半は昨年とほとんど同じ心拍数を刻んでいます。

グラフで緑色と黄色の線は前半ほとんど重なり合っています。しかし、ラップタイムを見ると全く違います。ほぼ20~30秒は今年の方が遅くなっています。しかも、今年は20kmを過ぎたあたりから少しずつペースダウンしています。にもかかわらず、心拍数は昨年と重なり合っているというのは非常に面白い現象です。

やはり今年の練習不足はもうすでに20km過ぎから影響していたことがうかがえます。これが今年の持っている力だったのだと思います。ただ、中盤以降は今度はラップタイムが重なりあっています。中盤に持ち直したことがここからもわかります。そして、終盤戦は昨年は80km付近からほとんど体が動かなくなったのと対照的に、練習不足の割にはそれなりに良いラップタイムを刻んでいます。心拍数も中盤以降ずっと安定していました。

昨年が前半早すぎたのかもしれません。

ウルトラの場合、私は心拍数を140前半ぐらいでずっと刻めることが理想ですが、なかなか上手くはいきません。ラップタイムをもう少し落とすべきだと感じました。前半はどうしても体が元気なのでセーブが効きにくく、速くなりがちです。来年への反省点です。

しかし、前半ゆっくり過ぎるとその後ペースが落ちてしまった場合に完走ができるかどうかも心配です。そう考えるとサロマの関門や制限時間というのは絶妙な時間設定なのかもしれません。

今回のサロマ湖ウルトラマラソンでは「脳の罠」は一つしかありませんでした。それは鼻のあたりのかゆみです。いつもレースではお腹のあたりのかゆみがある場合がありますが、恐らくはランナーズハイのときの脳内麻薬の作用だと思っています。しかし、今回は全くランナーズハイにはならず、苦しいレースだったのですが、途中鼻のあたりがかゆくて仕方がありませんでした。しかし、どこを掻いてもかゆみのポイントには当たりません。どこを掻いても気持ち良くないのです。もう鼻から血が出るのではと思うくらい、いろいろなところをいっぱい掻いたのですが、全然楽になりませんでした。「これが今回の脳の罠かな?」と思いつつ走っているといつの間にか消えました。

今回は「脳の罠」の代わりに「脳が切り替わるスイッチ」のようなものがあり、急にポジティブになれたことが新しいことでした。人間本当に面白いです。

分析の最後に、ランニングシューズについて触れておかなければなりません。ビブラムファイブフィンガーズ(「第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン 無事エントリー、そしてNewシューズ」参照)が右足のかかとだけ完全にすり減ってしまい、今にも穴が開きそうでしたし、右足のかかとの周りを故障したので、シューズは通常のモノにしました。今回選んだのはアシックスのターサジール6です。

何と言っても軽量です。ビブラムには敵いませんが、160g弱という軽さ。ただ若干かかとが高く、ビブラムになれた足ではどうしても余計なクッションが気になります。フワフワした感じで地に足が付いていないようです。正直ビブラムの方が慣れたら走りやすいです。しかし、故障した右足を守り、私の変わった走り方で100kmを走るには仕方がありません。(すでに右足のかかとはかなりすり減ってきています。)

それにしてもしっくりいくシューズにはなかなか出会えないものですね。今回も100kmの途中から左足の親指が痛み、ゴール後見てみると爪は真っ黒、周りが赤く腫れてしまっていました。毎回ではありませんが、爪はどうしても黒くなってしまいます。いつもはほったらかして、いつの間にか爪が落ち、生え変わるのですが、今回は痛みが非常に強くなってしまったので、夏井先生のホームページにあるように穴をあけて中の血を出しました。

その前後が下の写真です。(汚い足でごめんなさい)

意外と簡単に血は抜けましたが、ドレナージで留置するものがなかったので、一回抜いただけです。その後もしばらく圧迫気味にガーゼを当てておいたためか血は溜まってきませんでしたが、周りの赤く腫れた部分がなかなか改善しませんでした。この周りの腫れの方が痛かったです。どうしても腫れや赤味、痛みが改善しないので、ステロイドの軟膏を塗って、サランラップで包み一晩そのままにしておきました。そうすると朝起きたときには赤味は無くなり、腫れも引いて痛みも改善しました。

また来年エントリーしたいと思います。

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