卵 – ドクターシミズのひとりごと

コリンは神経伝達物質の合成、細胞膜シグナル伝達、脂質輸送などに必要な必須の栄養素です。卵は1個当たり約125mgのコリンを含んでいるので、重要な供給源です。卵はコレステロールが豊富なので、一部の人はまだ1日1個などと思っ

卵を気にせず食べよう

卵反対派は卵に大量のコレステロールが入っていることを根拠に、不健康な食材と考えていると思います。これまでにいくつもの卵摂取と心血管疾患などとの関連の研究がありました。しかし、最低でも1日1個の卵は全く問題ありません。今

タンパク質源として肉が良いのか、魚が良いのか、卵が良いのか、はたまた植物性が良いのか？赤肉は目の敵にされ、特にハーバード大学は赤肉と糖質制限が嫌いなようです。今回の研究では、40〜75歳のアメリカの男性医療従事者43,

1日どれだけの卵を食べると健康的なのかは正直なところ不明です。もちろん個人差もあると思われます。私は1日3個程度を推奨しています。3個の根拠は十分ではありませんが、全くないわけではありません。例えば、以前の記事「大量のコ

アメリカのUCLAの内科助教授、ハーバードで博士号など、素晴らしい経歴の先生が書いた本ですが、日本の片隅で一勤務医からツッコミを入れさせていただきます。「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」と題した本ですが、

前回「その1」では超短期的な脂質検査の変化を書きました。今回は3日間卵を10個食べ続けて、脂質がどうなるかを示したいと思います。結果は上のグラフのようになりました。どれもほとんど変化なく、中性脂肪以外は微増しただけで