痛風はインスリン抵抗性と関連していると考えられています。インスリン抵抗性をある程度改善すると思われる中等度の炭水化物制限とカロリー制限を痛風の人に適用するとどうなるのでしょうか? 糖尿病でない13人の男性(中央値50歳、
カテゴリー: 食事
子供や若者であっても食事を間違えれば小さな危険なLDLが多くなる
以前の記事「アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1」「その2」などで書いたように、アテローム性動脈硬化症は子供の頃から始まっています。子供の食育は親の問題です。食事が間違っていて肥満になったり、インス
高タンパク食は腎臓に悪影響がないばかりか糸球体濾過量(GFR)を増加させる
いまだにタンパク質が腎臓に悪いと思っている人がいますが、これでもうおしまいにしましょう。 タンパク質は非常に重要です。脂質と共に人間の最も重要な栄養素の一つです。しかし、タンパク質の摂りすぎは腎臓に悪影響をもたらすと信じ
絶食時ではない中性脂肪値上昇も危険性がある
中性脂肪値の増加を心配する方も多いと思います。しかし、必ずしも10時間以上の絶食を経ずに血液検査を受ける場合もあるでしょう。その場合の中性脂肪値が何の参考にもならないかと言うと、そうではありません。 非絶食時の中性脂肪値
スタチンはあなたの体の重要な機能を低下させる
生物学的、生化学的事実として、コレステロールは人体にとって非常に重要です。このことを否定することは現在のところできません。だから、コレステロールを目の敵にすることは間違っています。 私たちの体は非常に多くの細胞が集まった
5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その2 リポタンパク質(a)Lp(a) あなたは何者?①
前回「5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その1」の続きです。 突然ですが、リポタンパク質(a) Lp (a)は、心血管疾患の独立した危険因子と考えられています。あまり普段の検査でLp(a)を測定した経験は
LDLコレステロール値が高い方が認知症になる可能性が低い
認知症はどんどん増加しています。私はアルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。血糖値やインスリン抵抗性の話とは別に、コレステロールとの関連の話題です。 脳は非常に多くのコレステロール含んでいます。全ての細胞膜の構成成
寝る直前に食べることはがんのリスクが高くなるかもしれない
健康のためには寝る時間の何時間前以降は食べない方が良いと言われています。そのほとんどの理由が体重の増加だと思いますが、それの真偽は今回はさておき、それ以外で寝る直前の食事があなたに何か悪さをするのでしょうか? この研究の
糖質制限はもはや当たり前? キャベツライス!
もはや糖質制限は世の中で完全に認知され、その広がりを感じます。糖質を制限するのは当たり前になってきているのではないでしょうか?この流れについてこれないのは、古い考えから抜けられない医師と古典栄養学を信じている栄養士だけか
5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その1
久しぶりの人体実験です。以前「糖質制限とLDLコレステロール上昇3 脂質をもっと食べるべき?(人体実験)」で100g程度の脂質を負荷して、コレステロールなどの変動を見てみました。前回の量ではまだ足りないと思い、今回はさら