スタチンは心臓の冠動脈疾患の予防や治療に依然としてよく使われています。私はその効果には疑問を持っています。しかし、心不全を有する患者にとっては効果がないというよりも危険である可能性があるのです。 この研究では、平均左室駆
カテゴリー: 食事
筋トレでインスリンを分泌するための糖質(炭水化物)は必要ない その2
以前の記事「筋トレでインスリンを分泌するための糖質(炭水化物)は必要ない その1」で筋トレ後のプロテイン摂取をするときに、インスリンを分泌させようという目的での糖質は必要でないことを書きました。今回は、そのことをさらに裏
ケトランはカーボローディングならぬTGローディング
以前の記事「筋肉内の脂肪の量とインスリン抵抗性」で筋肉内には脂肪が存在していて筋肉内の脂肪がインスリン抵抗性を起こしている原因の一つとというよりも、その脂肪を酸化する能力の方が関連しており、重要であると思われるということ
アメリカとヨーロッパの糖尿病学会は糖質制限を正式に食事療法の一つと認定! 日本糖尿病学会は遅れている!
すでにアメリカの糖尿病学会は2008年から方向転換をはじめ、糖質制限を少しずつ認め、2013年から正式に低炭水化物食を認めています。今回「2型糖尿病における高血糖の管理2018 米国糖尿病学会(ADA)および欧州糖尿病学
食事を変えれば糖尿病を逆転できる
2型糖尿病が一生付き合っていかなければならない病気だと思っているのなら、その神話はウソです。そう思い込まされているだけです。あなたが2型糖尿病となって治療しているにもかかわらず改善しないのであれば、それは治療法と食事法が
筋トレでインスリンを分泌するための糖質(炭水化物)は必要ない その1
筋トレの後に筋肉を増量するのにプロテインを飲んでいる人も多いかと思います。その際、筋肉の増量にはインスリンが必要であり、そのために糖質(炭水化物)をたっぷり摂取しなければいけない、と考えている人がいると思います。ボディー
糖質制限とLDLコレステロール上昇 その7 運動による上昇①
以前の記事「糖質制限とLDLコレステロール上昇2 仮説」では、マラソンのような運動をしている場合、必要なエネルギーが非常に多く、そのエネルギーを運ぶために小さなVLDLをたくさん作り出すためにLDLが増加するのではないか
動物園の動物も糖質過剰摂取
以前の記事「動物園のサルでさえ糖質過剰摂取が問題になっている」ではイギリスの動物園のサルが、果物を与えていたところ攻撃的になり、歯が腐り、糖尿病になってしまったことを書きました。これはイギリスだけで起こっていることではな
血糖値スパイクは急性冠症候群後の予後を悪くする
通常、耐糖能異常は健康診断ではかなり進行するまで発見できません。それは健康診断の血糖値は空腹時で測定するからです。食後1時間値や2時間値を測定すればもっと早くに異常を発見できるはずです。 糖尿病になっても、その治療経過は
日本も高血圧の目標値を下げる?
以前の記事「アメリカの新しい血圧の指針 クレイジー!」で書きましたが、アメリカの新しい血圧のガイドラインでは、血圧が130/80以上は高血圧としています。 また、2018年8月発表の欧州高血圧学会(ESH)/欧州心臓病学