「その1」では、ヘリコバクター・ピロリと胃がんについて書きました。今回は肝炎ウイルスと肝臓がんの関連についてです。 東京慈恵会医科大学外科学講座のホームページには次のように書かれています。(ここ参照) わが国の肝細胞癌の
カテゴリー: 糖質過剰症候群
糖質制限、地中海食と低脂肪の植物性食品中心食に圧勝
いまだに糖質制限を批判する人は後を絶ちませんが、ほとんどが根拠がありません。いまだに低脂肪食、野菜中心の食事を勧めている人もいるでしょう。 今回の研究では、糖質制限(ケトン食)、と欧米ではなぜかよく出てくる地中海食、そし
ショボいDPP-4阻害薬の長期使用は糖尿病網膜症リスクを増加させる
以前の記事「糖尿病薬DPP-4阻害薬のショボい効果」で書きましたが、DPP-4阻害薬に期待はできません。そればかりじゃなく、あの悪薬のスルホニル尿素薬よりも有害作用があるかもしれません。 今回の研究では、台湾の全国データ
若年性のがんの発生率は世界的は増加している その3 生物学的老化
若い世代のがんが増えています。(「その1」「その2」参照)しかし、どうやら実際に、若い世代は「老化」をしていてがんが増えているようです。若い世代では細胞の損傷がより速く蓄積し、生物学的な老化が加速しているのではないかと、
白血球や血小板の増加はインスリン抵抗性と関連している その1
みなさんは、健康診断などの血液検査で、白血球数や血小板数を気にしたことがありますか?正常範囲内にあるから、気にしていないという人が多いと思います。しかし、これらの値は、基準値が非常に広くとられていて、本当に正常な状態とい
勃起不全(ED)は死亡率が高い
勃起不全(ED)は加齢とともに自然に起きるものではありません。心血管疾患の一部です。そして、糖質過剰症候群です。 以前の記事「立(勃)たなくなったら糖質制限?」でも書いたように、EDにはインスリン抵抗性が大きく関係してい
熱中症のメカニズム(仮説)
各地で猛暑となり、酷暑日を観測することも少なくありません。マスコミは必死に熱中症に注意をしてくださいと、訴えています。そして、こまめな水分補給をするように連日、連呼しています。 もちろん、熱中症は誰でもなる可能性がありま
痛覚変調性疼痛の本質は脳のインスリン抵抗性ではないか? その3 片頭痛から認知症へ
「その2」で書いたように、片頭痛が痛覚変調性疼痛で脳のインスリン抵抗性が原因だと考えられるので、同じ疾患群の線維筋痛症と合併することは多くなります。 あるデータベースを用いた研究を見てみましょう。(図は原文より) 上の図
メタボリックシンドロームは脳の老化促進と関連している
認知症は糖質過剰症候群です。メタボリックシンドロームも糖質過剰症候群です。だから、メタボの人が認知症リスクが高いのは当然です。 今回の研究では、40歳から70歳までのイギリスのバイオバンク参加者27,375人を対象に、メ
痛覚変調性疼痛の本質は脳のインスリン抵抗性ではないか? その2 片頭痛
痛覚変調性疼痛は様々な疾患で起こります。代表的なのは、例えば線維筋痛症でしょう。 以前の記事「線維筋痛症は糖質過剰症候群である」で書いたように、線維筋痛症はインスリン抵抗性が改善すると、痛みが改善します。恐らく、脳ではイ