非アルコール性脂肪肝は糖質過剰症候群です。これまでの非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)はウイルス性肝疾患やアルコールなどを原因としない脂肪性肝疾患とされてきました。 2020年に非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFL
カテゴリー: 糖質過剰症候群
インスリン投与量、HbA1c、体重の減少をもたらす実際の糖質制限の臨床使用
糖質制限の利点の証拠はどんどん増加中です。そして以前の記事「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」にも書いたようにアメリカ糖尿病学会は2019年のコンセンサスレポートで、糖質制限が最も
非空腹時中性脂肪と虚血性脳卒中のリスク
以前の記事「食後中性脂肪(TG)スパイクに注意」でも書いたように、非空腹時の中性脂肪の上昇にもリスクがあり、注意が必要です。 非空腹時の中性脂肪値と虚血性脳梗塞のリスクの関係を見てみましょう。(図は原文より) 虚血性脳卒
体重増加はエネルギーの摂りすぎ?
糖尿病になると栄養指導でカロリー制限(エネルギー制限)と運動の増加を指示されるでしょう。しかし、糖尿病に使用している薬によっては体重が増加していまうこともあります。体重増加は、摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が少な
糖尿病、空腹時血糖による死亡リスク
糖尿病や空腹時高血糖は様々な死亡リスクと関連しています。その関連はどの程度でしょうか? 今回の研究では97件の研究、820,900人を分析しました。(図は原文より) 上の図はAががんによる死亡、Bががんおよび血管疾患以外
糖質制限で腎機能改善
糖尿病は慢性腎疾患(CKD)のリスクが非常に高くなります。一方ではタンパク質摂取の増加は腎機能の悪化をもたらすのではないか、と一般的には考えられています。糖質制限をするとタンパク質摂取量は増加し、そのため腎機能が低下して
アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その1
またアメリカは糖質制限を推奨する動きが強まりました。以前の記事「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」で書いたようにアメリカの糖尿病学会が糖質制限を認めたのに続いて、今度は心臓病学会で
「医療が逼迫」は本当であろうか?
現在、日々PCR検査陽性者数の記録を更新して、1万人が当たり前になっています。いまだにマスコミは陽性者を「感染者」と言い続けていますが、正確に陽性者と言って欲しいものです。 8月2日現在、 緊急事態宣言区域:埼玉県、千葉
肥満を定義するBMIは国によって異なるかもしれない
通常BMI25以上を過体重、30以上を肥満と定義していますが、様々な国、様々な民族が統一した定義で評価するのは、もしかしたら正しくないかもしれません。 今回の研究では、白人集団におけるBMI30での2型糖尿病の年齢調整お