心房細動に対するカテーテルアブレーション後の長期抗凝固療法中止の影響は?

心房細動(Af)はよく認められる心房性の不整脈です。実際にAfの心房を見ると、痙攣のような動きをしています。心臓が細かく震えて血液をうまく送り出せなくなり、心臓内での血液の乱流が起こり、血のかたまり(血栓)ができやすくな

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糖尿病のない人における血中のC-ペプチド値と死亡リスク

多くの人は、普段の血液検査でC-ペプチドを測定してはいないでしょう。C-ペプチドはインスリンの前駆物質であるプロインスリンの構成成分です。すい臓のβ細胞で分泌直前に酵素によって分解されてインスリンとC-ペプチドとなります

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医師自身がスタチンの副作用患者となったらどうなるか?

医師はスタチンを処方する側ですが、処方される側になることもあるでしょう。スタチンを信じている医師は多いので、躊躇なく飲んでいる医師もいるでしょう。 今回の研究では、アメリカの現役医師と引退した医師に発生するスタチンの有害

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虚血性脳卒中ではLDLコレステロールが低い方が認知機能が低下する

スタチンは心血管イベントの発生率を下げると信じられているために、認知機能への副作用の可能性が示唆されているにもかかわらず、目標となるLDLコレステロール値はどんどん引き下げられてきました。 今回の研究では、高齢の虚血性脳

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うつ病の大学生に対するケトン食の絶大な効果

うつ病が食事で改善するなんて、思っている人は少ないかもしれません。ましてや医師が食事改善を推奨するわけがありません。薬を投与してナンボの世界ですから。 今回の研究では、大学生のうつ病患者に対してケトン食を摂取してもらい、

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中性脂肪を下げる薬オレザルセンの効果

LDLコレステロールを下げる薬スタチンだけでは飽き足らず、製薬会社はLp(a)を下げる薬を開発し、今度は中性脂肪を下げる薬を出してきました。 確かに高中性脂肪は良いものではありませんので、低下させることは必要かもしれませ

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メタボリックシンドロームはパーキンソン病リスクを上げる

パーキンソン病は糖質過剰症候群だと考えています。以前の記事「パーキンソン病と糖質制限」で書いたように、パーキンソン病には糖化が大きくかかわっていると考えられます。 今回の研究では、糖質過剰症候群の代表である、メタボリック

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コレステロール値ではなく炎症所見のCRPのわずかな増加は心血管イベントおよび死亡リスクを高くする

多くの医師はLDLコレステロール増加は危険だ、と叫び続けています。でも、人間に必須のコレステロールが悪さをする元凶なのでしょうか? 今回の研究では、炎症のマーカーである高感度C反応性タンパク質(hsCRP)と心血管イベン

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心血管代謝疾患とそれに伴う心血管イベントリスク

糖尿病、高血圧、脂質異常症は、心血管疾患イベントの発生率を高めると考えられています。しかし、それらの個別の心血管イベント発生リスクとの関連性はどうでしょうか? 今回の研究では、40歳以上の133,572人を対象に、心血管

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