筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、手足や喉などの筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。進行すると飲み込みや呼吸すらできなくなっていきます。 この病気のリスクを増加させる薬として、スタチンが大きく
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医療によるLDLコレステロール攻撃の次の標的はLp(a)
血清リポタンパク(a)、Lp(a)はLDLコレステロールよりもさらに悪玉で、悪玉度は、Lp(a) 1粒子当たりのアテローム促進性は、LDLの6倍以上とする報告もあるそうです。(ここ参照) 専門医は、強力なLDL低下療法を
鉄サプリメント摂取とパーキンソン病リスク
鉄代謝の調節異常は、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病などのいくつもの神経変性疾患に共通しています。安易な鉄サプリメントの摂取が、脳に蓄積し、もしかしたら将来の様々な病気を引き起こすかもしれません。 今回の
LDLコレステロールが低いと心血管疾患および全原因死亡リスクが上がる
医師を含めて、ほとんどの人は、LDLコレステロールは「悪玉」と思い込まされています。だから、一般の人はLDLコレステロールが上がると不健康であると思い、医師は高コレステロールの患者を診ると、このままだと死ぬよ、と脅します
冠動脈疾患の危険因子の第1位は高コレステロールではなく糖尿病
冠動脈疾患=高コレステロールのように考える人も多いでしょう。でも実際には違います。 今回の研究はベースラインで30歳から79歳の男性5599人と女性6478人を無作為に抽出し、21年間追跡調査したものです。2180件の冠
たった20ドルの食事で医師は処方を変更する
医師の処方内容は、製薬会社にちょっと何かもらったくらいでは変わらないと思っている人もいるでしょう。医師の中にも、こんなエサでつられないぞ、と思っている人も多いでしょう。 でも、製薬会社が渡す、たった20ドル(3,000円
鉄サプリメントと妊娠糖尿病
以前の記事「妊娠中の鉄サプリの使用は慎重に その2 妊娠糖尿病」でも書いたように、妊娠初期のフェリチン値の安全圏は比較的低めで、フェリチンが高いと妊娠糖尿病の可能性が増加してしまいます。貧血を伴わないような場合には、安易
スタチンを服用するとどれくらい長生きできますか?
スタチンは多くの医師が推奨して処方していますし、医師自身も服用している人も多い薬です。医療の世界全体がコレステロール悪玉説に完全に洗脳されてしまっている証拠でしょう。 スタチンはどれほどの死亡を延長する効果があるのでしょ
スタチンなどのコレステロール低下薬と糖尿病性微小血管合併症との因果関係
メンデルのランダム化解析を使用した研究がいっぱい出されていますね。すべてを鵜吞みにはできませんが、やはり興味深い結果が出てくることもあります。 今回の研究では、薬物標的メンデルランダム化研究により、3種類の一般的なコレス
IgA腎症と新型コロナワクチンと糖質過剰摂取
IgA腎症は、検尿で血尿やたんぱく尿を認め、腎臓の糸球体にIgAというタンパクが沈着する自己免疫疾患で、多くは慢性に経過します。 そのIgA腎症は新型コロナウイルスのワクチン接種後に非常に多く発生したり、悪化したりしてい