お茶などのホットドリンクで、「熱い」飲み物が好きな方もいるでしょう。しかし、非常に熱い飲食物は体が温まる気持ちになる一方で、その温度で火傷を誘発する可能性があります。口の通り道である食道は、まともにその温度の影響を受ける
カテゴリー: がん
降圧薬で血圧を下げるリスク
血圧は下げれば良いのでしょうか?以前の記事「日本も高血圧の目標値を下げる?」で書いたように、日本の高血圧の基準もどんどん下がってきています。高血圧の基準を下げれば下げるほど誰が得をするのか…? 以前の記事「高齢者の血圧を
日本人の食事摂取基準(2020版)(案)を読んでがっかり その4 脂質とコレステロール
「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(案)では脂質に関してどのようになっているでしょうか? 「目標量の上限は、日本人の脂質及び飽和脂肪酸摂取量の特徴に基づき、飽和脂肪酸の目標量の上限(7%エネルギー。後述する)を超え
糖質制限は非アルコール性脂肪肝を劇的に改善する
糖質制限は血糖値が安定したり、HbA1cが低下したり、体重が減ったりするだけではありません。2型糖尿病の人が1年間糖質制限をすると非アルコール性脂肪肝が劇的に改善します。 非アルコール性脂肪肝は以前の記事「脂肪肝はただの
アメリカで若い女性の急性心筋梗塞増加中!
アメリカではこの40年間の冠動脈疾患による死亡率は劇的に減少しています。1980~2000 年にかけて、冠動脈性心疾患による年齢調整死亡率は、男性では 10 万人当り 542.9 から 266.8 に、女性では 10 万
スタチンはあなたの体の重要な機能を低下させる
生物学的、生化学的事実として、コレステロールは人体にとって非常に重要です。このことを否定することは現在のところできません。だから、コレステロールを目の敵にすることは間違っています。 私たちの体は非常に多くの細胞が集まった
コレステロールの低下は大腸がんのリスクを増加させるかもしれない
以前の記事「赤肉には発がん性があるのか? その1」などでも書いたように、赤肉の摂取量が増加すると大腸がんのリスクが増加すると考えている人がいます。私は否定的ですが。 通常の考えでは赤肉を食べれば、飽和脂肪酸の摂取量も増加
アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1
アテローム性動脈硬化症は、一体いつ頃から始まっているのでしょう? アテローム性動脈硬化症は生活習慣病、成人病から来るので、成人してから、中年以降に起こる病気という認識の方もいるかもしれません。もちろん実際に症状が現れるの
地中海式の食事は健康的か? エビデンスにだまされないように
地中海沿岸の国では、他のヨーロッパの国と比較して虚血性心疾患が少ないことから、地中海食が健康に良いのではと考えられ様々な研究がされています。その中での代表的な研究を見てみましょう。 エビデンスを非常に重要視されている方が
糖質制限での点滴 脂肪乳剤について
糖質制限をしている場合に、病気になって入院したりすると、点滴に対する不安があります。一部では糖質の入った点滴をしないように文書で渡す方もいるようです。 点滴が糖質ゼロのものを使ったとしても、長期の絶食ではエネルギーが必要