おかげさまで本日より「糖質過剰」症候群が発売開始になります。待ちに待った日が来ました。 内容はものすごく優しいものではないですが、読んでいただければ非常に納得できるのではと思っています。学んで頂ける内容もてんこ盛りだと思
カテゴリー: がん
まだネズミと人間の違いがわからないのでしょうか?
東北大大学院農学研究科の都築毅准教授(食品機能学)は昨年も同じようにマウスの実験結果をもとに糖質制限批判を展開していました。その内容に対する江部先生の東洋経済オンラインの記事を読めばよくわかる通り、人間とネズミは違う食性
江部康二先生「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」が発売になりました
江部先生の新しい著書「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」が発売されました。相変わらず非常にわかりやすく、説得力があります。 アマゾンの紹介文にも書かれていますが、江部先生は69歳なんですね。びっくりしました。非常に若々しく
熱い飲み物が好きな方は食道がんにご用心
お茶などのホットドリンクで、「熱い」飲み物が好きな方もいるでしょう。しかし、非常に熱い飲食物は体が温まる気持ちになる一方で、その温度で火傷を誘発する可能性があります。口の通り道である食道は、まともにその温度の影響を受ける
降圧薬で血圧を下げるリスク
血圧は下げれば良いのでしょうか?以前の記事「日本も高血圧の目標値を下げる?」で書いたように、日本の高血圧の基準もどんどん下がってきています。高血圧の基準を下げれば下げるほど誰が得をするのか…? 以前の記事「高齢者の血圧を
日本人の食事摂取基準(2020版)(案)を読んでがっかり その4 脂質とコレステロール
「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(案)では脂質に関してどのようになっているでしょうか? 「目標量の上限は、日本人の脂質及び飽和脂肪酸摂取量の特徴に基づき、飽和脂肪酸の目標量の上限(7%エネルギー。後述する)を超え
糖質制限は非アルコール性脂肪肝を劇的に改善する
糖質制限は血糖値が安定したり、HbA1cが低下したり、体重が減ったりするだけではありません。2型糖尿病の人が1年間糖質制限をすると非アルコール性脂肪肝が劇的に改善します。 非アルコール性脂肪肝は以前の記事「脂肪肝はただの
アメリカで若い女性の急性心筋梗塞増加中!
アメリカではこの40年間の冠動脈疾患による死亡率は劇的に減少しています。1980~2000 年にかけて、冠動脈性心疾患による年齢調整死亡率は、男性では 10 万人当り 542.9 から 266.8 に、女性では 10 万
スタチンはあなたの体の重要な機能を低下させる
生物学的、生化学的事実として、コレステロールは人体にとって非常に重要です。このことを否定することは現在のところできません。だから、コレステロールを目の敵にすることは間違っています。 私たちの体は非常に多くの細胞が集まった
コレステロールの低下は大腸がんのリスクを増加させるかもしれない
以前の記事「赤肉には発がん性があるのか? その1」などでも書いたように、赤肉の摂取量が増加すると大腸がんのリスクが増加すると考えている人がいます。私は否定的ですが。 通常の考えでは赤肉を食べれば、飽和脂肪酸の摂取量も増加