日本人の胆石の保有率は5%程度とされています。欧米では20%前後と民族、人種によって差があるようです。胆石はコレステロール胆石が最も多いことから、予防には脂っこいものを食べ過ぎないことを専門医は推奨しています。本当でしょ
カテゴリー: アルコール
日本人におけるアルコールとがんの関連
適度な飲酒は健康的だ、と言われます。しかし、アルコールはやはり毒性があるので、少量でもがんのリスクがあると考えられています。 今回の研究では、63,232人のがん患者と同人数のがんを発症していない対照者のデータを用いてア
糖質は肝臓の脂肪酸合成を増加させ死亡リスクを高くする
肝臓によるde novo脂肪酸合成(DNL)は、過剰な食事性でんぷん、糖、およびタンパク質が特定の脂肪酸、特にパルミチン酸(16:0)およびその他の脂肪酸に変換される代謝です。直接酸化できるレベルを超えて食事により糖質を
炭水化物をアルコールに変える腸内細菌
アメリカで飲酒運転の疑いがあるとして警察に車を停められた40代の男性から、許容量の約2.5倍ものアルコールが検出されました。(その記事ここ)これは1時間にアルコール飲料10杯を飲んだ量に匹敵するそうです。男性は絶対にアル
母親だけでなく父親の飲酒も胎児に有害である
以前の記事「母親だけでなく父親の喫煙も胎児には有害である」では、母親だけでなく父親の喫煙とその子供の先天性心疾患のリスクとの関係について書きました。 今回は喫煙ではなく、飲酒です。 妊娠3か月前から妊娠初期にアルコールを
めまいも糖質過剰症候群である その2 メニエール病
以前の記事「めまいも糖質過剰症候群である その1」では、めまいの原因として最も多い良性発作性頭位めまい症と糖質過剰摂取について書きました。耳が原因となるめまいの第2位はメニエール病です。 メニエール病の症状には、難聴、耳
ヨーロッパ心臓病学会とヨーロッパ糖尿病学会が共同で出した糖尿病、前糖尿病、および心血管疾患に関する2019 ガイドラインが酷い
ヨーロッパ心臓病学会(ESC)はヨーロッパ糖尿病学会(EASD)と共同で糖尿病、前糖尿病、心血管疾患に関する2019年版の新しいガイドラインを出しました。 その17ページに食事に関することが書かれています。その内容は、残
医師なら肥満患者に「太っている」ことを指摘すべき?
太っていることや痩せていることは健康であれば個性の範疇ですが、病気になってしまった場合、その病気によっては太っていることや痩せていることは病態の一部です。だから、病院を受診した肥満の患者に対して「太っている」と指摘するこ
高タンパク質摂取による有害性は? その2
人間だけでなく、生物には寿命があります。寿命を全うする前に老化というものがあります。老化の前には成長というものがあります。つまり、人間は生まれた後、成長し、老化し、死ぬのです。 成長の延長線上に老化というものがあります。
糖質制限をしても中性脂肪値が低下しない原因の一つはアルコールである
糖質制限をするとほとんどの人が劇的に中性脂肪値が低下します。しかし、ときに中性脂肪値がそれほど低下しなかったり、上昇する人もいるかもしれません。そのような場合に考えられる大きな原因の一つは、恐らくアルコールでしょう。 糖