簡単にタンパク質を摂取するためにプロテインは人気です。筋肉を愛する人ばかりではなく、なぜか健康的、美容にも良いなどの話も様々な記事で見かけます。でも、そこに有害物質が入っていたら、本当に健康的でしょうか?飲み続ける価値が
カテゴリー: サプリメント
葉酸サプリメントの過剰摂取は自閉症の危険因子か?
妊娠中の女性は、二分脊椎などの神経管閉鎖障害のリスクを軽減するために、十分な葉酸の摂取が推奨されています。しかし、食材に含まれる葉酸と、サプリメントの合成葉酸とは違いがあります。葉酸摂取、葉酸サプリメントのあまりにも安易
カルシウムサプリは心血管疾患および死亡リスクを増加させる
カルシウムのサプリメントは有害であるにも関わらず、いまだに骨を強くすると思われていて、ときどきカルシウムサプリを飲んでいる人がいます。 以前の記事「カルシウムサプリメントと心血管疾患および死亡リスクとの関連性」「カルシウ
妊娠中の葉酸過剰摂取は妊娠糖尿病のリスクを増加させるかもしれない
妊娠中の女性は、十分な葉酸の摂取が推奨されています。二分脊椎などの神経管閉鎖障害のリスクを軽減するために、妊娠した女性は毎日400µgの葉酸の補給が必要とされています。サプリメントを使用している女性も多いでしょう。 しか
血中のオメガ6/オメガ3脂肪酸の比率が高いほど、全死因死亡、がん死亡、心血管疾患死亡のリスクが高まる?
必須脂肪酸でありながら、多価不飽和脂肪酸のオメガ6は悪で、オメガ3は善という構図が出来上がっているような気がします。現代ではオメガ6摂取量が多すぎて、様々な疾患リスクが上がっていると言われています。そして、その対極にある
鉄サプリメント摂取とパーキンソン病リスク
鉄代謝の調節異常は、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病などのいくつもの神経変性疾患に共通しています。安易な鉄サプリメントの摂取が、脳に蓄積し、もしかしたら将来の様々な病気を引き起こすかもしれません。 今回の
鉄サプリメントと妊娠糖尿病
以前の記事「妊娠中の鉄サプリの使用は慎重に その2 妊娠糖尿病」でも書いたように、妊娠初期のフェリチン値の安全圏は比較的低めで、フェリチンが高いと妊娠糖尿病の可能性が増加してしまいます。貧血を伴わないような場合には、安易
強迫性障害の治療としてのケトン食
私には強迫性障害で日常生活に支障をきたすほどではないですが、いくつもの軽い強迫観念や強迫行為があります。特に確認行為は以前は自分でも嫌になるほどでした。今ではありませんが、特に戸締りに関しては、外に出かけた後、カギを掛け
糖質制限による高LDLコレステロールは心疾患の予測因子ではない
糖質制限をすると、少なくない割合でLDLコレステロールが上昇します。その後下がる人もいますが、ずっと高いままの人も多いです。 このような高コレステロール血症が起きることで、専門家たちは大騒ぎして、糖質制限の危険性を煽るで
乳がん患者のホットフラッシュを軽減するためのマグネシウム
乳がん患者は、その後のホルモン療法により、比較的高頻度に不快なホットフラッシュ(ほてり)を感じます。漢方薬などが処方されることが多いですが、もしかしたら、もっと効果のあるものがあるかもしれません。それはマグネシウムです。