以前もスタチンに関する記事を書きましたが、今回はスタチンが糖尿病を増加させるという内容です。このことはかなり以前からわかっており、新しい内容ではありませんが、かなりその割合は高く、しかもスタチンを使う量が多くなればなるほ
カテゴリー: 薬剤
フリースタイルリブレを使った人体実験その12 小ネタ集4(漢方)
私はときどき自分でも漢方を飲むのですが、今回、2回漢方を飲む機会があり、ちょうど食前に飲んだときと食後に飲んだときがあり、そのときのグルコース値(血糖値)のデータが得られました。 今回はツムラのエキス製剤です。ツムラのエ
心臓病予防にスタチンを使うと命が縮むかも!
高齢者に心臓病の予防目的でスタチンを使うと、逆に死亡率が上がってしまいそうです。 JAMA Internal Medicineによると、コレステロール低下薬であるスタチンを飲んでも、65歳以上の心臓病を持っていない人には
フリースタイルリブレを使った人体実験その7 ビタミンCを飲んでみた
添付文書の使用上に注意のところに 「干渉物質:センサー装着中にアスコルビン酸を摂取するとセンサーによるグルコース値が偽高値を示す可能性があります。サリチル酸の摂取によりセンサーのグルコース値が偽低値を示す可能性があります
がんの治療に対する高カロリー輸液
小林麻央さんが自分が非常に痩せてしまったこと、高カロリーの点滴を毎日していることなどを書いていました。 そこで、疑問に思ったことは、高カロリー輸液はがんの患者に本当に必要な治療なのか、ということです。必要というよりも有益
米食品医薬品局(FDA)は5月18日付けで、SGLT2阻害薬下肢切断リスクに関する警告を発出
Medical Tribune によると米食品医薬品局(FDA)は5月18日付けの安全性情報で、SGLT2阻害薬カナグリフロジンの下肢(足・脚)切断リスクに関する警告を発出しました。 米で警告、カナグリフロジンの下肢切断
当たり前の話だけど、血圧を下げ過ぎるのも危険!
心血管疾患の履歴がある55歳以上の高リスク患者の転帰データ(計3万937例)を基にした血圧と転帰の関連を評価した試験で、血圧の下げ過ぎが逆に死亡率などを上げる、という結果が出ました。当たり前でしょう。 結果を述べると、
ビタミンのサプリメントは飲めば良いってもんじゃない!本当に必要か、効果はあるのかの慎重な検討が大切かも?
以前にも「サプリメントは健康に悪い」という記事を書きましたが、体に良いと思って飲んでいるものが効果がなかったり、逆に健康に良くなかったりと言う研究が多数あります。もちろん、欠乏症を起こすような程、不足している場合はサプリ
マラソンは腎臓にダメージを与える!
私自身フルマラソンやウルトラマラソンを走っているので他人ごとではありませんが、マラソンが腎臓にダメージを与えているという研究が発表されました。(原文はここ)まあ当然と言えば当然です。過酷なスポーツですから。
夜間頻尿、過活動性膀胱は食事で改善するかもしれない
夜間頻尿や過活動性膀胱、尿失禁で困っている方は多いかと思います。その原因として加齢によるもの、神経の障害、骨盤底筋の筋力低下、何らかの原因での膀胱の神経の過敏、など様々な原因を言われていますが、原因不明のものが非常に多い