アーバイン大学の神経科学者であるDr. James Fallonは30年間、脳の研究をしていて、そこでサイコパスの脳にある共通したパターンを見出したそうです。 下の写真は脳のスキャン画像です。(写真は下のビデオより) 普
年: 2018年
ダイエット飲料は糖尿病性網膜症のリスクを高めるかもしれない
糖尿病になったとき、血糖値を上げないようにと、いわゆる「ダイエット飲料」、つまり人工甘味料を使用したドリンクを自分で選択したり、誰かが推奨することがあるかもしれません。 しかし、本当にダイエット飲料は糖尿病に有利に働くの
筋肉は覚えている… 一度ドーピングをしたら、二度と復帰できないようにしなければならないかも?
筋肉は遺伝子レベルで筋肉が肥大したことを覚えているようです。このことはアスリートがケガをして、運動を休んで筋肉が一旦少なくなった後に、トレーニングを再開した場合に、急速に筋肉が回復することには役立ちます。 しかし、ドーピ
レムナントコレステロールは心臓に悪い! だったら、糖質制限でしょ!
レムナントコレステロールは狭心症や心筋梗塞、つまり虚血性心疾患のリスクを高めると言われています。レムナントというのは「残存」という意味です。通常はすぐに消えてなくなるものがずっと残ってしまうような意味です。 レムナントコ
痛風はただ痛いだけではない 心血管疾患のリスク
痛風がかつては贅沢病などと悠長な言い方をしていた時代があります。 今は痛風は心血管疾患の危険因子と言われています。どれほどのリスクがあるのでしょう。 下の図はAが心筋梗塞(女性)、Bは心筋梗塞(男性)、Cは脳卒中(女性)
あなたが体の不調を感じたり、病気になったりしたとき、すべきこと
人間をはじめ、生物は子孫を残し、生きながらえるように進化してきました。体の内部で起こる不具合は勝手に処理を行い、問題を解決しています。常に体の中では様々な現象、代謝が起こり我々は生きています。 そんな時、体の不調を感じた
スタチンのダークサイド 秘密は隠されている…
以前の記事「薬ってそんなに必要ですか?理解して飲んでいますか?」で書いたように、ほとんど使用する意味のない薬を多くの人が処方を受けています。その代表がスタチンだと思います。 先日、ある衝撃的な論文が発表され、スタチンの周
タバコはたった1日1本でもかなりの高リスク!
喫煙者の中で、健康のためにタバコの本数を減らすという方がいます。しかし、それではあまり意味がないようです。 20本と1本のリスクの違いは、20分の1にはなりません。ほぼ半分にしかならないのです。 下の図は上の左が心血管疾
第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン 無事エントリー、そしてNewシューズ
今年もサロマ湖のウルトラマラソンが6月に行われます。このウルトラマラソンの最大の難関は毎回「エントリー」です。0次関門とも呼ぶ人もいます。 昨日の1月24日の20時にエントリーがインターネットで開始されました。毎回かなり
LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その4
前回の記事「その3」では内膜の肥厚がなぜ起こるのか、疑問を呈しました。これまでのアテローム性動脈硬化症の発生の仮説では、血管内皮が傷つき、LDLが入り込み、内膜でマクロファージに取り込まれ、それが泡沫細胞になりアテローム