東京都品川区のマンション敷地内で14日午後1時ごろ、4階に住む中学2年の男子生徒(14)が転落しているのが見つかった。自室から転落したとみられ、病院で死亡が確認された。インフルエンザを発症し、リレンザを服用していたという。

 警視庁によると、男子生徒は寝間着姿で、自室の窓が開いており、その真下で見つかった。14日午前に病院に行き、リレンザを服用して自室で休んでいたという。

 リレンザを製造するグラクソ・スミスクラインはホームページで、関連は不明とした上で「使用後に異常行動などを発現した例が報告されている」として、小児、未成年者について、服用後、少なくとも2日間は1人にならないよう呼びかけている。