私はインフルエンザの未成年に抗インフルエンザ薬を使うことに反対の立場です。どんなメリットがあるのでしょうか?実際にこの記事のような薬による副作用で死ななくてもいい子供が死んでしまっています。タミフルがダメで他の薬なら安心ではありません。実際に私も目の前で異常行動が起こったことを見たことがあります。飛び降りたりはしませんでしたが、もしも?と思うとぞっとします。
1日程度熱が早く下がることが命よりも大切ですか?
抗インフルエンザ薬を使うことにより免疫がうまく働かず、インフルエンザに抵抗する免疫を獲得することができなくなります。結果的に長い目で見れば子供を苦しめることになるのです。
医療機関や製薬会社は責任逃れとして、服用後少なくとも2日間は1人にしないように、と注意喚起していますが、そんなこと可能ですか?ずっと誰か2日間、家庭の中で見張っていることが可能ですか?無理でしょ?高熱でうなされ、薬を使用して眠ったと思って、ちょっと部屋を出た、そのすきに飛び降りる可能性もあります。トイレに行っている間に飛び降りるかもしれません。
大人はいろいろな事情があるので、抗インフルエンザ薬を使用することは、それぞれの判断で良いと思います。
また、最近はインフルエンザの検査キットの普及により、冬の風邪ではとにかくインフルエンザかどうかの確認が異常なほど要求されます。特に学校のヒステリックな反応は本当に異常です。陰性が出たら次の日のもう一度受診して検査をして下さいとまでいう学校もあります。
報道も脳症が起こる可能性を異常に流して、恐怖を煽っています。脳症は熱を無理に下げようと間違った薬の使い方をしない限りまずは起こりません。インフルエンザはただのカゼです。冬だけではなく、春や夏にインフルエンザになる可能性だってあるのに、流行期が過ぎると、誰も過敏に反応はしません。
もちろん、誰もインフルエンザに罹りたいとは思っていませんし、受験シーズンならなおさらナーバスになると思いますが、それ以外の人たちは、もっと寛容になっていいのではないでしょうか?ウイルスに勝とうと思う方が無理です。負けないことが大切であり、それ以上のことは無駄な抵抗です。無駄な抵抗が人間本来の能力を狂わせて、死に追いやるのです。
インフルエンザに罹ったっていいじゃないですか。ちゃんとインフルエンザに罹って、ちゃんと人間の能力で治癒、回復すれば、その方が得られるものが大きいと思います。毎年インフルエンザワクチンを打って、毎年インフルエンザに罹って、毎年抗インフルエンザ薬を使って、というのを一生続けますか?死ぬ恐怖と戦いながら薬を使いますか?
抗インフルエンザ薬の異常行動の発生は珍しいことではないことをちゃんと覚えておいてほしいものです。
リレンザ服用の中2男子転落死 東京・品川のマンション
2017年2月15日12時57分 朝日新聞デジタルより
警視庁によると、男子生徒は寝間着姿で、自室の窓が開いており、その真下で見つかった。14日午前に病院に行き、リレンザを服用して自室で休んでいたという。
リレンザを製造するグラクソ・スミスクラインはホームページで、関連は不明とした上で「使用後に異常行動などを発現した例が報告されている」として、小児、未成年者について、服用後、少なくとも2日間は1人にならないよう呼びかけている。