2型糖尿病と肥満の重複が新型コロナウイルス感染の重症化リスクの大きな増加をもたらす

一時期は3万人を超そうかという勢いで増加していた新型コロナウイルス陽性者。5万人でも行くのかなと思っていたのですが、現在はものすごい勢いで減少しています。なんで?説明できる専門家いますか?人流とは関係なく、ウイルスは勝手に増えて勝手に減っていきます。専門家と言われる人たちはわかったようなことを言って、実際にはわかっていないようです。苦し紛れの後付けの理由を述べていますが、首をかしげてしまいます。ロックダウンなんて言っていた専門家もいましたが、ロックダウンしなくて良かったですね。強い規制もなく減少した理由を聞いてみたいものです。

デルタ株の猛威と言われていましたが、確かに陽性者は大きく増加しました。しかし、なぜこんなに急速に減少するのでしょうか?何をもってピークを迎えているのでしょう?デルタ株が強いなら、もっと増加していたはずです。デルタ株が弱くなってしまったのでしょうね。ウイルスがコピーを繰り返すうちに劣化でもするのでしょうか?現在いわゆる専門家と言われている人たちのウソは聞きたくありませんが、本当のメカニズムを知りたいですね。現在まで、3~5か月周期で陽性者が増加しているので、年末年始にはまた増加するかもしれませんね。でも、これまで様々な株が入れ替わってきましたが、デルタ株の後の株は全然勢いがありませんね。

インフルエンザも気温と湿度によって増加したり減少したりなどと言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか?必ずしも寒い地域から増加し始めることはありません。(ここ参照)沖縄でも、ハワイでもインフルエンザの流行はありますし。

今回の研究はアメリカの新型コロナウイルス感染症の患者2万8,095人を解析し、危険性などを評価しました。

年齢が65歳以上、男性、2型糖尿病、肥満の4つの項目のうち何個当てはまるかによって、患者が入院するリスク、集中治療室に入り救命救急医療を受けるリスクを分析しました。(図は原文より)

まずはそれぞれの単独のリスクです。Aは入院、Bは集中治療です。入院は省略して集中治療は65歳以上で約4倍、男性は約1.8倍、2型糖尿病は約2.9倍、BMI30以上は約1.9倍でした。

上の図はリスクの4項目のいくつ当てはまるかのリスクの違いを示しています。Aは入院、Bは集中治療です。その結果、どれも当てはまらない人と比較して、1つ当てはまる患者は約3倍、2つの患者は約6.5倍、3つの患者は約16倍、4つの患者は約19倍に入院のリスクが高くなっていました。

集中治療室に入るリスクは、1つ当てはまるだけでは3.4倍でしたが有意差なしで、2つの患者が約15倍、3つが約38倍、4つが約56倍にもなりました。65歳以上の男性の糖尿病の肥満では56倍ですよ。すごい違いですね。糖質過剰症候群恐るべしです。

年齢と性別は変えられませんから、糖質制限をして糖尿病を寛解に近づけ、体重を減少させるとかなりリスクは低下するでしょう。

BMI30以上の肥満であれば、新型コロナウイルスだけでなく様々な疾患のリスクが高くなるのは当然でしょう。

「Impact of overlapping risks of type 2 diabetes and obesity on coronavirus disease severity in the United States」

「2型糖尿病と肥満の重複するリスクが米国のコロナウイルス病の重症度に及ぼす影響」(原文はここ

コメント

  1. 鈴木 武彦 より:

    「専門家」もそのレベルは様々でしょうから、情報に関しても正しく判断できるよう日頃から「免疫力」アップを心がけたいですね。

    • Dr.Shimizu より:

      鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。

      新型コロナウイルスに関しては専門家はほとんどいない状態ですね。
      感染症を専門にしていても、ことごとく言っていることが実際と異なりましたから。